ベートーヴェンの交響曲の演奏で、一番優れていると思うのはヘルベルト・ブロムシュテットさん指揮するドレスデン国立歌劇場管弦楽団の演奏です。
国内盤のCDは音が悪いCDの代表格で悲しいものがあります。
輸入盤では安価なシリーズでブリリアント・クラシックスというのがあります。
安いです。
音は国内盤より良いようです。
音源を持っているのは、ベルリン・クラシックスというところです。
昔、東ドイツのドイツ・シャルプラッテン?というところが持っていた音源を譲り受けたようです。
そこが出した、CDをヤフオクで購入しました。
第九のCDです。
交響曲全集は音がいいという評判なのですが、3800円くらいが出せず、第九は520円なのでどんなものだか試してみるというところです。
このブロムシュテットさんのベートーヴェンはハイレゾでも出ているのですが、どうも低音が出すぎ、高音が伸びないので、バランスが悪すぎます。
それで、ベルリン・クラシックス盤を試すのです。
問題は、2004年くらいに出た全集は紙のジャケットで、安物だそうです。
購入したのは、普通のCDで、1994年くらいに出たものです。
新しい安物と、旧い正規盤で、リマスタリングが同じものかどうかということです。
紙ジャケットの製品のために全盤リマスタリングをやり直すこともあるまいということで、旧い盤も同じ音質かなと考えたのですが、CDの音質がちゃんとしだしたのは、1994年より後ですから、まずいものを買ったかもしれません。
演奏は余計なことは一つもしないで、必要なことは全て手を抜かないといった、とても志の高いものです。
ブロムシュテットさんはNHK交響楽団の正指揮者を務めていたこともあり、私もN響の演奏会で実演を聴いたことがあります。
ブラームスの交響曲第1番でした。
第4楽章での肝心なところでホルンの音が割れ、失笑がもれましたが、それはブロムシュテットさんの指示が厳しいからで、弱い音で要求されたので、失敗してしまったのでしょう。
そのときのブラームスの1番は私の聴いた実演ではベストの演奏でした。
ブロムシュテットさんのブラームスもいいかもしれません。
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