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2021年05月02日20:25

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独裁を狙うアメリカ民主党

アリゾナの大統領選挙(昨年11月3日)の再集計が行われていますが、それに対処するようにアメリカ民主党は「全面的な選挙改革法案(HR−1)」を議会に提出し、下院を通貨させました。

民主党側はトランプ政権で腐敗と汚職が進んだ政界を、このHR−1法で浄化すると言い、共和党側はHR−1法案は「民主主義を破壊する法案だ」と述べております。
ある評論家は、「このHR−1法案は下院では通るだろうが上院では通らないだろう。なぜなら憲法違反の疑いが強いからだ」と述べています。
民主党側のウエストバージニア選出連邦上院議員「ジョゼフ・マンチン3世議員」は、「このHR−1は独裁政権になる要素を含んでいるから反対である」と表明しております。

たたみ込むように民主党は「選挙人制度廃止法案」も出してきました。これに対してもジョゼフ・マンチン議員は「選挙に関するルールの変更は民主党だけでは決めてはならない。共和党も議論に乗ってこなければ、一方的に決める事はあり得ない」と述べ反対を表明しています。

さらに民主党は「ワシントンDCの州格上げ法案」を提出してきました。ワシントンDCは民主党の強いところですから、ここが州になれば民主党にとって選挙で有利になります。しかしこれに対してもジョゼフ・マンチン議員は、これは憲法改正しなければならなくなるので「反対」を表明しました。

また、バイデン大統領が出してきた2兆2500億ドル(約248兆円)規模のインフラ投資計画で、それに伴う法人税率の引き上げ(21%から28%へ)についても、マンチン議員は「世界平均である25%への引き上げなら支持できるが、今のままでは反対」と述べています。

ディープステートという共産主義社たちが背景に居る民主党左派にとって、何としてもアメリカ合衆国を共産主義独裁国にしたいようで、何かにつけて「独裁が出来る法案を練り上げて提出してきます。中共の入れ知恵もあるのかも知れませんね。

しかし民主党内は極左だけではありません。その筆頭がジョゼフ・マンチン議員なのかも知れません。マンチン議員本人が、「民主党法案にこれだけ反対すれば、今度の中間選挙で民主党は私の対抗馬を出して来るかも知れない。しかしそれは望むところだ!」と強い姿勢に出ております。

このマンチン上院議員は、ウエストバージニア州ファーミントン生まれの73歳。その主張にはサンダース議員(社会主義者)に近いものもあるようですが、イタリア人移民の祖父をもつ敬虔なカトリック教徒と言うことです。

しかし全米ライフル協会(NRA)会員であり、同性愛者結婚に反対、中絶反対という常識を持ち、現在、共和党議員5名民主党5名の上院超党派グループのリーダーでもあるそうです。

ウエストバージニア州はアメリカ合衆国の中でも貧しい州の1つです。州内の産業としてはヘルスケア、製造業、炭鉱従事者含めたエネルギー関連の事業などで、石炭火力発電による電気を他州に輸出して財政を助けているようです。

このような状態ですから人口は減少の一途を辿り、2014年から2019年の経済成長率はマイナス0.6%。日本にもあるような過疎が進む州なのです。
マンチン上院議員は、この貧しいウエストバージニア州の雇用を守り、貧困層にも社会保障を提供しようとして苦闘を続けているようです。

彼はクリーンエネルギーに反対しているわけではありませんが、化石燃料を含めたエネルギーミックスを推進したいと考えているようです。おそらくこれが真っ当な考え方でしょう。

石炭業界および天然ガス業界の雇用を守り、土地及び水源保全基金を支持し、狩猟、釣り、その他の娯楽目的で森林や水資源の環境を保護するプロジェクトに2.4億ドル以上のLWCF資金を持ち込みました。

財政規律派で政府債務が膨らむことは避けたいと考えている収支均衡支持派です。日本の財務省と同じですが、アメリカの州には通貨発行権はありませんから当然こうなるでしょう。

このようなしっかりした民主党議員もアメリカには居るようです。極左リベラルはもしかしたらそれほど多くは無いのかも知れません。トランプ大統領の圧倒的な支持、そして戸惑うアメリカ民主党そ支持者たち。彼等を尻目に極左リベラルが行った今回の不正選挙は、ディープステート側の焦りであり、世界共産主義革命の最後のチャンスだったのかも知れません。

中共は共産主義の皮を被った何千年も古い中華思想の国家です。その中共を叩き潰そうと企むディープステート(極左リベラル)は、バイデン政権を使ってより緊張を高めています。戦争をやっても、死ぬのは邪魔な中国人と台湾人、アメリカ人、そして日本の一般国民ですから彼等に取っては痛くも痒くもありません。

アメリカに極左リベラルの民主党・独裁政権を打ち立て、全世界を金融と単独イデオロギーで統一しようというディープステートの試みに対して、目覚めたアメリカ国民は今、激しく反発しています。それがトランプ前大統領の支持率として表出しているのでしょう。

バイデン政権は、アメリカを破壊するようなさまざまな法案を提出しています。二度と共和党に政権が行かないように画策しています。それを阻止しているのが民主党のマンチン上院議員であり、共和党のティム・スコット上院議員のような人達で、トランプ前大統領も批判する発言を強くしています。

このような政治家が居るのがアメリカです。日本にはこのような政治家は居りません。政治という職業に命を懸ける人達が皆無・・それが今の日本ですね。
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