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2019年12月01日18:31

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中共の情報員が暴露したこと

2019年11月23日、オーストラリアのいくつかのメディアがオーストラリアに潜伏していた中共情報員が重要資料をオーストラリア保安情報機構に渡し、オーストラリア政府に私を保護する様に要求したと伝えました。

この情報員の名前は「王立強」氏。
彼は幼い頃から絵を描くのが好きで、10数年絵を描き続ける努力をして、ある美術学院に合格し、過去には2回の全国規模の美術展覧会に参加し賞を受賞したこともあるそうです。

しかしこの賞をもらったことが、もしかしたら情報員へ誘う罠だったのかも知れません。その後彼は情報員の訓練を受け、スパイ事業に進むこととなったと言います。

その任務の先は香港及び台湾です。そこに入り込み、香港の民主運動及び台湾の選挙を操るというような北京当局の情報工作を行ったと述べております。香港銅鑼湾書店関係者拉致事件にも彼が参加していたと言いますから、そんな昔の話ではないようですね。

彼(王立強氏)は中共の大陸国防総参謀部に所属する香港中共合弁会社で活動を行い、民主道義に対する違反とメディアと世論を操作していました。
その後、湖南省国防科技大学情報センターによって戸籍、誕生日のすべて変更されていた新しい中共のパスポート及び香港永久居留身分証(名前は「王強」)と韓国のパスポート(名前は「王剛」)が渡され、「王強」のパスポートにはフランスのビザと出入国スタンプが押されていたそうです。

韓国のパスポートは台湾とアメリカにノービザで渡航ができるために必要だったようです。

そして上海にある香港資本の会社で文化産業開発を担当する仕事に推薦されたそうです。背景には国防部総参謀があったと思われるとか。
かれが入社した企業の名は「中国創新」と「中国趨勢」だったそうで、その入社後、会社の総裁が「向心」という男とその夫人であることがすぐにわかったと言います。

「向心」(おそらく偽名)は南京理工大学を卒業し、国務院鄒家華副総理担当秘書という職を得て、その後国防科技工業委員会で軍事研究を担当し、長期にわたり国内の大型情報機構に携わった人物です。
そしてこの2社は株式市場のホームページに現在も掲載されています。このような企業の株を買っている日本人も居るようですね。
https://www.naito-sec.co.jp/chinap/price_index.aspx?stockcode=01217
https://www.naito-sec.co.jp/chinap/price_index.aspx?stockcode=08171&tabid=3

この2社は1997年香港返還の際に、中央から「向心」の名で香港の株式市場に上場している「中国創新」と「中国趨勢」の2社を買収するよう指示された企業だそうです。周到に返還前から先手が打たれていたようですね。

そしてこの企業は、軍民を融合し発展させ、通信等を主な業務にして、中共最高情報機構直属のスパイ拠点と指令所になったとか。「向心」は強力な情報収集グループと実行グループを構築し、ここから直接香港と台湾を操っていたと述べています。

香港に作られた情報網は非常に大きく、公開されている中共配下のメディアでは、その主要な責任者はすべて中共にとって重要な情報連絡員であり、かれらは非常に強大な情報組織を築いており、中共の専制思想を宣伝する役目を持っていると述べております。
そして各国の情報を収集することも担当しており、香港人の一挙手一投足を監督し、民主運動家を攻撃していたそうです。

香港の「銅鑼湾書店事件」では、彼は向心と実行者の間を取り持つ役目をしていたそうで、この工作でメデイア1社当たり中共当局から5000万人民元(約7億5000万円)もの活動経費を毎年獲得していたと言います。

大陸と香港の大学生を支持する「中国教育基金会」を設立し、その名を語り学生に対して中共政策を宣伝し、反共の人についてのいかなる情報も収集してたと言います。
この基金は、毎年中共から5億元(約75億円)の資金を流し、大陸の香港に対する所謂優遇政策を宣伝していたそうです。

「向心」は台湾の選挙工作にも関与しており、台湾選挙を操る工作は向心夫人が直接操作していたと言います。
2018年の統一地方選挙では、彼は直接参与と操作をしていたそうです。彼等は大陸香港台湾の3つに20数万のネットアカウントを作成し民進党を攻撃しただけでなく、グループアカウントを数多く作成し、ネットでのいじめもおこなった。私たちはそれ以外にも陸海空「三軍」を作成し全面的に台湾選挙を攻撃したそうです。
三軍とは・・・

1)空軍:台湾ネットワーク会社とメディアを資金援助することであり、メディア会社については私たちは15億人民元(約225億円)を使う。
2)陸軍:大陸大学生、香港学生、団体観光客に金銭を渡し、台湾の学校や廟宇(台湾の先祖を祀る宗教施設)等に統一戦線を仕掛け、中共に傾向する候補が当選する土台を作らせる。
3)海軍:直接候補者に寄付金を出すことであり、最も典型的なことは、海外からの寄付金を台湾の候補者 韓国瑜に行うこと。香港から海外名義で寄付した額はおよそ2000万強(約3億円以上)の人民元。

これで台湾の統一地方選挙の操作は非常に成功したそうです。確かに民進党は大敗しました。
そして2020年の総裁選挙には、蔡英文総統が再選しないよう惜しみなく代価を払っているそうです。
すでにオーストラリアにもオーストラリア保安情報機構(ASIO)を超えるほどの中共情報網ができているそうです。

さて、日本の国内にはさらに大きな情報網が作られていることでしょう。そして現政権と野党は現在もまるで中共に操られるように迷走を繰り返しています。「桜を見る会問題」などは、まったくその典型ですね・・・
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