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2019年10月23日12:49

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トランプ大統領の日本再軍備計画

トランプ大統領が度々話していることに、「日本の安保ただ乗り論」があります。
日本政府やアメリカ政府は、このトランプ大統領に対して、日本がいかに米軍の維持費を出しているかなど、決して「ただ乗り」ではないことを進言していますが、トランプ大統領の述べている意味は違うのではないでしょうか。

この「ただ乗り」とは、お金のことではなく、「血を流す覚悟がない」ことを指しているように思えてなりません。
もしかするとトランプ大統領は、日本の再武装を如何にして行うかを考えているのではないでしょうか。

日本側がアメリカに言うのは、「日本国憲法があって、我が国は軍隊を持てません」としながら、暗に「この憲法はマッカーサー(つまりアメリカ)が作ったんだよ」という含みを述べているわけです。なんといやらしい国家でしょうね、我が日本は・・・
これがトランプ大統領にとって「強烈に腹が立つ」ことだとしてもおかしくはないでしょう。
なぜなら70年以上も前のことを何度も蒸し返し、経済力をつけた日本がまるでアメリカ軍を傭兵のように扱っていると見えるからです。(韓国の慰安婦や徴用工と同じ体質です)

しかも日本には最新兵器の為の基礎技術があり、最新鋭の戦闘機を作る技術もあり、自衛隊という訓練され、規律が守られている(他国に比してですよ)「軍隊もどき」を持っています。
これを国防軍と言わない日本政府にも腹が立つでしょう。自衛隊は国外に出れば日本の正規軍ですからね。

ここからは想像ですが、こんな卑劣な日本に対してアングロサクソン達は「日本国憲法」をじっくりと吟味しているかも知れません。

妄想平和国家の日本は、日本国憲法をその根拠に置いていますが、その憲法はわずかな期間で憲法など知らないアメリカの高官たちが練り上げた占領憲法ですから、穴だらけでとても憲法(基本法)といえるような代物ではないからです。

前文には・・・
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と書いてあります。

これを基本とすると・・・
第9条の「第一項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」と書いてあります。
この文には、これに続いて「専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去するための武力の行使は放棄しない。国際平和を誠実に希求するためである。」ということ、書いてはありませんが意味を含むに決まっています。
そうしないと前文との整合が取れません。

そして問題の第二項の「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」については、「前項とは『公正と信義に信頼できる平和を愛する諸国民』に対してだけである・・と言う意味であり。それ以外の『公正と信義に信頼できない国家』に対しては陸海空軍その他の戦力を持ち、交戦権も認められる。」と解釈できます。
「前項の目的を達するため」はマッカーサーが書いたのではないなどという細かいことは無視しましょう。

日本固有の領土として国際的に認められた尖閣諸島に対し、我が国の領土だと言って進攻してくる国や、我が国の国民を拉致して返さない国家を「公正と信義に信頼できる平和を愛する諸国民」と呼ぶことは出来ないでしょう。

トランプ大統領が、「確かに日本国憲法は第二次世界大戦の終結時にアメリカが書いたものだ。しかし解釈はこのように(上記の様に)されるべきだ」と述べたらどうなるでしょうか。

そして「そう解釈をしないで、これまで長期にわたって日本は軍備をサボッて来た。日本国憲法があるから軍隊は持てないとか何とか言いながら・・。しかしそれは欺瞞であり、ただサボる理由にしているだけに過ぎない。これまでアメリカはそんな日本を同盟国として守ってきたが、もう時代はそれを許さなくなっている。直ちに日本は再軍備をすべきだ」と日本に対して厳しい要求を突き付けてきたら、日本政府はどう反論するのでしょうか。
いや、反論してもそれをアメリカは聞く耳を持たないでしょう。「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」は「公正と信義に信頼できる平和を愛する諸国民」に対してだけであるとされるからです。それがアングロサクソンと言うものですからね。

これでアメリカに対して日本は「あの憲法はアメリカが作った」という「暗黙の脅し」で再軍備を拒否できなくなります。
憲法改正など、どうでも良いことなのです。ただしこのようなことは、アメリカからの外圧がなければ動かないでしょう。
国内でこのようなことを言っても、誰も聞く耳は持ちません。日本国民は楽な方を選ぶからです。

憲法改正などというイベント的な政治課題を実施するよりも、トランプ大統領のこのような演説がよほど効果的ではないかと思うのです。

このような圧力がもし掛けられるとしたら、それはアングロサクソン国家群が日本の再武装を認めたこと・・即ち戦後の東京裁判史観を連合国側から解除(破棄)したことになり、第二次世界大戦後の体制が大きく変わることを宣言したことになるからです。
もちろんそれはアングロサクソンの為になるから・・ですけどね。
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