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2020年02月19日12:14

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『ガラスの仮面』を読んで

 『ガラスの仮面』を読んでいる。
 北島マヤと姫川亜弓、『紅天女』の主演の座をめぐり、風、火、水、土、4つの課題について競演する。二人の少女が、難題に悩み悩んで考え抜いて、果敢に演技を挑戦する様に、感銘と刺激を受けた。
 ので、僕も参戦したい。地水火風の4つのエレメントそれぞれに喜怒哀楽の4つのエモーションを掛け、計16の掌編を書こうと思う。題して『硝子の小片』(いつか更に四季を掛けて、64編にしたい)
 自己の肯定と承認の為に書かれた詩は読む人に共感を与えにくい。かの少女たちのように、どうすれば伝わるか、何を伝えるべきか、真摯に悩み考え、自分の中にあるものを変化させながら表現する努力を、僕らは行っているだろうか?
 僕は、詩を書くことで自分の中の何かが変わる事を期待している。詩は「価値観の変容を生む装置」であり、また「書く癒やし」「書く治療」だと認じている。カミュの言葉を借りるなら、『自分という一個の他者』に宛てた手紙。

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