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日記一覧

ジョンレノンを忘れる日
2020年07月01日09:58

 貴方の言葉が透明な刃となって私をぶった斬ろうとする瞬間、私は瞼を素早く閉じ言葉を挟み込むつもりだ。 真剣白刃取りの要領で、私を殺そうとした言葉を涙で押し返す。 肌の色が殺し合いの原因になるのなら、目を閉じて触れてみよう。「その暖かさに違い

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2020年06月29日02:14

 ゆず湯とか菖蒲湯とかそういう発想は海外にもあるのだろうか?それこそデミグラス風呂とかオートミール湯みたいな。まあどうでもいいが。 実は試してみたい趣向がある。その名も湯豆腐湯。読んで字の如し、豆腐と共に入浴するというスタイルだ。 これはち

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エヴァ×うる星やつら
2020年06月27日13:28

碇シンジ「逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げち

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川柳っぽいやつ
2020年06月27日11:48

閑居して不善もせいでアイスの実

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さいしょのことば
2020年06月24日09:40

 産まれて初めて喋った言葉を僕は覚えていない。 父母に聞けばわかるかもしれない。「あんた最初に『ママ』って言ったのよ」 とか。「『まんま』って言ったのよ」とか。 産まれて初めて、意識した言葉は何だろう? 喋り出す以前にもきっと脳の中に言葉が

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 お前は控えに言ってクソ野郎だ。気に食わないなら言い換えてやろう、お前はうんこ野郎だ。いやクソ虫と言った方がいいか?なんにせよお前は、庭の石の下で太陽を呪いながら息を潜めている眼が小さくて脚ばかりたくさんある虫の眷属に違いない。そんなに沢山

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もみあげ
2020年06月03日21:15

 その客は入店時からオーラを放っていた。(凄まじいもみあげだ) 生まれてから一度も手入れしたことないの?というくらい伸び放題。これに比肩できとしたらドイツ・ロマン派の音楽家くらいかなというレベル。「田中君、三番のお客様お願いね」「え?あ、はい

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どっちも
2020年05月30日07:08

「え?なんて言ったの?」「聞こえただろ」「聞き取れなかったの。『いっしょう』って言ったの?『いっしょ』って言ったの?」「分かってるだろ?どっちもだよ」

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矛盾愛好家
2020年05月23日10:30

僕は矛盾を愛してやまない最適解のないパラドクス永遠に答えを求め合う二人の関係がまさにそれ

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思惑のおはなし
2020年05月20日20:02

「かつ重、小盛で」 と、なるたけ活舌よく大きな声で言った。マスクをしているからいつも以上にはっきりとオーダーしたのだ。「はーい」 と、おばちゃんは返事を返して、振り向きざま厨房に叫ぶ。「かつ重小盛でーす」 俺はいつもの椅子の隅に陣取り、スマ

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加減のおはなし
2020年05月17日02:25

 なんだか店の外がうるさい。気になって見に行くと、さっきの客二人連れが何やらもめている。いや、もめてるというより、上司っぽい方が、新人っぽい方を一方的に叱っているという図式。「さっきのやっぱおかしゅうないか?」「さっきの?」「お会計の時のお

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ブラックレインボー
2020年05月16日13:16

 クレヨンをグ―握りして僕は虹を描く。色は適当。12色もあるのだ十分だ。 画用紙もでかいし。 ぐんっと弧を描く、赤で青で黄緑で。そのうち虹らしいのができた。 でも子供の僕は満足できなかったんだ。だからさらに色を重ねた。本物の虹に似せる気はさら

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きぬもめんたる
2020年05月13日02:03

(豆腐の声が聞こえる) ドラッグストアのお総菜コーナーで僕は立ち止まり、豆腐の声に耳を傾けていた。 豆腐の囁き、皆さんご存知の通りその殆どが、大豆だった時の思い出話や、製造されるときの体験談なのだが、その日は違った。(私は木綿じゃない!) 豆腐

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地軸になってキスをした
2020年05月09日23:14

背伸びして貴方の肩に手を置いて爪先立って私は傾くちょうど地軸とおんなじに私の角度は23度私は地軸と一直線真っ直ぐに貴方を見つめ真っ直ぐに貴方に焦がれそして真っ直ぐに怯えている貴方がいればきっと正しい地平線が見える貴方とこうしていれば水平線が綺

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戦争のない空
2020年05月07日21:20

「今年の新兵は活きがよさそうじゃないか?」「どうだかな。まぁ、明日からのしごきに耐えられればいいが」 同僚との雑談。入隊式を終え、兵舎へ帰る道すがら。「ま、こんな状況じゃあ、ゆっくり新兵を育てている暇なんかないがな」 川一つを隔てた向こうは

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真の悟り?
2020年05月06日17:26

 滝に打たれながら考えた――(この滝行を終えれば、本日を以って千日行は満願だ) いかんいかん。雑念だなこれは――「色即是空、空即是色」 心を落ち着け、ただ一心に禅の境地に至ろうとする。 心が澄んでくる。滝が体にぶつかる感覚が失せ、体を心をすー

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そら
2020年05月06日13:20

兵隊さんが空砲撃った撃たれた空が死んじゃった

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つなぎたい
2020年05月05日02:44

手をつなぎたいよ君と君と手をつないで歩きたい晴れた日は青空に向けてブランコのように手を振って雨の日は一つの傘の柄を握りしめ寄り添ってそしていつの日かいつかはきっと君と僕の間にさちっちゃな手があって二人でその手を握って公園とかに行きたいなえ?

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ザリガニのロザリオ
2020年05月04日20:17

 用水路の脇に崩れかけたブロック塀がある。散歩の帰り道。いや散歩に帰り道なんてないのか?家に着くまでが散歩なのだから。 カラスの声が夕空に幾重もの波紋をつくる。その一つに耳を打たれ、はっと立ちどまったのが件のブロック塀の通り掛かり。コンクリ

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うつ
2020年05月04日14:35

「ちょっとぉ誰ぇー?こんな所に鬱を置いたの」 長女の金切り声がキッチンに響く。洗濯物を取り込んでいた母がベランダから駆けつける。「どうしたの?」「『どうしたの?』じゃあないわよ!誰かが冷蔵庫の上に鬱を置きっぱなしにしてるの」「あら、やだ。ま

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かぜ
2020年05月04日13:58

 窓を開けると風が入ってきた。聞けば春風だという。「何もこんな汚い部屋に吹くことはない。どこか別のとこへお行き」 親切心から忠告したつもりだが、風はそれこそどこ吹く風。かってにそこらを走り回っては、カーテンをスカートめくりしたり、読めもしな

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深淵を覗くとき
2020年04月21日02:53

 『深淵を覗くとき、深淵もまたお前を覗いている』という、ちょっとええ感じの格言?みたいのがありますが、では例えばおっぱいを覗いているときにはやはりおっぱいもこちらを覗いているのでしょうかね?いや、例えばの話ですよ。そんなおっぱい覗くような場

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 天使と悪魔が闇鍋をした。 暗闇の中、悪魔は罪深い人間をバラバラにして鍋に入れた。天使はネギと豆腐と味噌を入れた。 グツグツ煮える鍋、頃合いを見て天使が「光あれ」と言った。 鍋もうもうと湯気、悪魔は箸で肉を啄み「旨い旨い」と頬張った。天使が

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EXODUS30000 第一話
2020年04月17日21:06

 比喩ではなく僕という存在は歯車。社会的な機能の一部として組み込まれている。  『世界各国に現存する兵器をすべて使用した場合、地球を6千回以上破壊できる』という現実に直面したときに、人類は改めるべきだったのだ。 太平洋に浮かぶ或る諸島国家の

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棄てられない曜日
2020年04月17日08:26

『棄てられない曜日』「ねぇ、『この感情』、何曜日に棄てたらいいと思う?」「『この感情』?どんな感情なんだいそれは」「うーん、一言では言い表せないわ」「燃えるのかい?」「え?」「燃える類の感情ならば、燃えるゴミの日に棄てればばいいんじゃないか

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gunslinger level40
2020年04月12日17:48

「あー、どっかに時給6億のバイトねぇかなぁ」 と呟き、カップラーメンにウズラの卵を落とす。生きたくて生きてるというより、死にたくはないから生きてる。そんな実感。アルミのペラい蓋に閉じ込められた熱闇で、無精卵のウズラが濁ってゆく、のを透視する

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