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2020年08月28日13:24

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『かた』

以前、『形』について投稿すると予告しておきながら、そのままになっていたように思う・・。顔(願)あせあせ(飛び散る汗)

6月頃から、空手練習日の前に、YouTubeで空手の形を見るようになった。
以前、自分が試合や昇段審査などで形を演武するときは、基本的に『自分の身体の感覚』でやっていた。ところが、『人に形を教える』となると、当然ながら『自分の感覚』をそのまま理論化するわけにはいかない。
この他にも、最近空手の形演武について尋ねられたりもしたので、改めて真剣に考えてみた。あせあせ

まず、『かた』とは言え、全空連の空手や柔道では『形』の字を使い、極真会館などは『型』をつかう。

改めて意味の違いを調べると・・
『形』は、「物のかたち」だという。ここから、
「証拠を残すしるし」
「芸能・武道の規範となるもの・動作・方式」
「フォーム」。
また、「人に見せる目的」という意味もあり、恐らくここから、
『競技としての形』
となったと考えられる。

『型』は、「何かを作る元になるもの」、「原形」。
「石膏での型」はここに含まれる。
武道関連の意味や事例としては、
「技を承継する」
「決まった型式」
「伝統的なしきたり」
といった項目が挙げられる。

私がやってきた空手の形(かた)は、上記に合わせると、『形』だと思われる。

『形』か『型』かは判らないが、合気道や少林寺拳法、ボクシングなどの定型的なコンビネーションも、広義の意味で武術的な『形』or『型』ではないかと思う。

自分が形演武で気を付けたことは、試合と審査で異なる。
試合では、
「相手がいることを想定しよう」
と拘った。実際には、試合になると、頭は真っ白だったのだが。あせあせあせあせ(飛び散る汗)
この他では、当然、競技だから「見た目」を重視した。
昇段審査などでは、
「重心が落ちているか?」
「動きの正確さ」
とくに、
「しっかりとした突きや蹴りが出来ているか?」
を重視した。

国際総合空手道連盟の大会に出た頃は、『練る』動きを目指したりもしたが、特に、何かをしたわけではない。

最近になってYouTubeで、よい動画が見られるようになり、キレのある動き、逆腰というテクニックの練習法を試しており、ここから、『練る動き』や『ガチガチでない技のキレ』が体得できるかも、と考えた。股関節の動きや下肢と股関節・骨盤の動き、上体の筋肉の連動を意識しているのだが・・あせあせ(飛び散る汗)

昨夜、道場で姿見の鏡の前でやってみたが、程遠いものだった。表情(やれやれ)
シャドーボクシング同様に、空手の形も相当壊れているな〜ということが分かった。冷や汗

オリンピック競技となった空手の形だが、最近は『力強さ』を追求するあまり、やたら筋トレを行い、筋肉を使ったガチガチ運動になっているように思う。
私は、『練るような動き』を追求したかったので、何か違和感を感じる。冷や汗
空手に限ったことではないが、本来、身体の小さい非力な人でもマッスルマンと戦えるというのが、武術ではないかと思うのだが・・。あせあせあせあせ(飛び散る汗)
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