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2019年06月25日13:09

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誰が損クジを引くのか?

■救急隊、家族が蘇生断ったら 消防本部に中止容認広がる
(朝日新聞デジタル - 06月25日 05:19)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5677904

救急車とは一体何なのであろうか?
単純に考えれば・・・
「怪我や病気で可及的速やかに診療を受ける必要がある時に119番通報で呼ぶ車両」
こんな感じではないでしょうか。

病院で治療して死を免れる為に提供されるのが救急車の本来の役割です。

しかし、
「救急車で病院搬送はして欲しいけど、蘇生措置は遠慮したい」
これは明らかに傷病者に対して「死んで欲しい」と要求していることです。

それならば
「緊急走行出来て無償提供されるけど台数の限られた救急車の必要は無い」
これが正論です。
「自家用車でもタクシーでも民間救急車でも利用するのが筋」
これも正論です。

ではなぜ救急車を呼ぶのか?
それは家族が殺人や保護責任者遺棄に問われない為の
アリバイ作り以外の何物でもありません。

極論かも知れませんが
火事になったので消防車は呼んだけど
「燃え切ってくれた方が取り壊しの手間が要らないから消火はしないでくれ」
と同じことです。

確かに延命措置の結果として
寝たきりで10年間も生き続けることに
家族として疑問を呈したいのは分かります。

その点では
「救急車を呼んだけど蘇生措置は遠慮」も
私も老母を抱える身として理解は示します。

しかしながら
「救急車を呼びつけておいて蘇生措置を望まない」
これは
「救急車で行けば交通費がタダ」
「救急車で行けばスグに診察してもらえる」
と同じレベルのワガママです。

だからこそ
救急隊が蘇生措置をしないことを合法化するか
蘇生措置をしない家族が刑法犯とならない手段を国が講じないと
大切な救急車が老人を抱えた家族のアリバイ作りに利用され続ける
事態に陥ります。
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