自民党総裁選の当選予測

私が９月８日投稿の、自民党総裁選での私見。で指摘した通りの顔ぶれになりました。

明治23年に最初の衆院選が行われ、選挙権は男性だけで、納税額に依り決められていましたから、１％強の人しか有権者ではありませんでした。
次第に納税額は下がり、有権者は増えましたが、軍人等には選挙権が無い状況でした。
この選挙権が無い事が、五・一五や二・二六事件に繋がったという意見もあります。
終戦までには男性全員、敗戦後の最初の衆院選からは、女性にも選挙権が与えられました。
明治や大正の時代には、議員の演説集がベストセラーになるなど、演説が上手い議員が沢山居ました。
名家や素封家の当主が政治家になり、財産を食い潰して、井戸と塀しか残らないという実態が、井戸塀政治家という言葉も残っています。
この最後の井戸塀政治家は、岸内閣の外務大臣藤山愛一郎氏で、藤山氏は財産を殆んど失くしました。

現在では絶滅した井戸塀政治家を懐かしみつつ、自民党総裁選の結果に対する私見を書いて行きたいと思います。
人物評は既に終わっていますから、それをご参考に……

眞子様の結婚に関しては、私が書いた通りの流れになりました。が、これは説明したように、１つ１つを深く考えていけば、結論に辿り着けるという見本のような問題でしたが、揃っての記者会見等は、部外者の私では予測は出来ませんでした。
自民党の総裁選も、菅首相が渡米するとの事。これはアメリカのインテリジェンスの問題も掛かってきますから、その部分は私などには判りません。が、その動きは、マスコミの報道に現れるという事は間違いありません！それを含んでお読み下さい。

私の予測では、河野太郎氏は第一回で過半数は取れない。と考えています。
又、自民党を助けるように、北朝鮮がミサイル実験を行いました。韓国の文政権は既に死に体ですが、早急に対策を考えるなら、親韓派に見える河野氏では不安です。ですから河野氏は有り得ない。
第二回投票で決定という事になりますが、岸田氏は確定ですが、もう１人が不透明で、野田氏の配偶者問題等が報道されないで、弱者に寄り添うとか、お子さんとのエピソードが多く報道されるようならば、野田氏があり得ます。
アメリカの政権がバイデン民主党政権で、民主党政権はリベラルの皮を被った自己中戦争大好き政権ですから、今回は女性で目眩まし。と考える可能性は捨てきれません。
菅首相の渡米は、アメリカの意向を伺うと考えたなら、その為の仕掛けが、野田氏の出馬であり、野田氏が河野氏に過半数を取らせない当て馬なのか、それはマスコミ報道をしっかり冷静に見るしかないのです。
私の現在の予測では、岸田氏６割で野田氏４割。やはり野田氏がダークホースだと思います。
高市氏と野田氏を比較した場合、野田氏の方が大臣として無難であり、手慣れた印象も有るからです。

野田氏に対する報道に注目する必要が有りますが、眞子様の結婚問題がクローズアップされる事で、野田氏のダークな部分が消される印象もありますから、私は野田首相誕生の確率は４割。として置きます。