コンビニの店長さん、お願いしますよ

私はタバコをもう60年近くも吸っています。そしてロングピースという銘柄を、発売されてから吸い続けています。
タバコを吸わない方の為に少し説明しますと、ピースというタバコにフィルターを着けたのがロングピースです。
当時の値段が10本で40円でロングピースは20本で80円。香りが良い事で有名な缶入りピースが50本200円でした。
ピースの箱は紺、その後派生したピースライト等も紺なのですが、ロングピースだけは黄色なのです。
当時の大卒の初任給が１万円前後という時代でした。
現在はロングピース560円。

今はロングピースよりも長いサイズがあり、それはキングサイズと言います。
ニコチンやタールの含有量が少ないのが主流になり、軽くて(ライト)吸った気がしないために、長いサイズが増えたの…だと思いますが、それはピースでも同じで、ライトやら何やらで種類が増え、キングサイズもあるわけです。

ウンチクを１つ
キングサイズのはしりは、従来のタバコの半分程の太さで長い、ほっそりした焦げ茶色のスタイルが女性に受けた、ジョーカーという銘柄で、その後急激にキングサイズが増えました。

ここまでは説明で、言いたい事の本番はここからです。

現在はコンビニでタバコを購入する事が殆んどで、コンビニのカウンターの後ろにズラリとタバコが並んでいます。
そのタバコには、銘柄ごとにナンバーが付けられていますが、このナンバーは一定していません。
ナンバーが確認出来れば、私もナンバーで注文するのですが、確認出来ない場所は、銘柄で注文します。
だいたいが判らない事も多くて、そこの棚の黄色いのだよなどというわけなのですが、そこで支払う時、これはロングでは無いですよね。と言う店員さんの多い事。
私は、これはロングピースという銘柄だよ。と答えると、不満そうにロングじゃ無いのに…………

タバコだけは、必ず注文しなければいけない商品です。
ざっと60~90近くもある銘柄を覚えて欲しいとは言いませんが、せめてサイズの違いくらいは教えおいて欲しい。
これが私のささやかな願いなのです。
昔は最初のピースのサイズが主流でしたが、ロングサイズの登場で、そのサイズは次第にショートサイズと呼ぶようになりました。が、現在でもピースやショートホープなどは販売しています。
ただ、ショートピースとかショートホープ、ロングピースという、ショートとかロングとが付く銘柄は、他には思い当たりません。
ロングピースのとなりは、ライト等の紺色のキングサイズが置いてありますから、短く見えるのは判ります。が、商品名を間違いのように言われるのは、少しだけ腹が立ちます。
サイズを教えるのは、１分もあれば出来るでしょう。是非お願い致します。

しかし、私がタバコを知らない店員さんなら、サイズの違いを尋ねるとは思いますが、そんな事は気にしないのですね。時代なのかなぁ………

ロングピースは、タバコの中では高い単価なんだけどな。…………

このささやかな願い、届くかな？