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2021年03月25日20:54

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これからの皇室を考えて見ました

皇室制度の諮問会議が始まりました。問題を整理します。

1・女性天皇
これは現時点で考えますと、愛子様を天皇にするという事になります。
愛子様が天皇に即位した場合を考えますと、お子様が生まれていたら、そのお子様が継承順位1位になり、次が秋篠宮様で、以下眞子様佳子様悠仁様となります。が、眞子様にお子様が生まれていれば、佳子様の前になります。

これは長子相続制であり、イギリス王室等はこの制度ですから、現在の愛子様支持の国民がどれだけ理解しているかが問題です。
愛子様にお子様が生まれ無ければ、秋篠宮様から眞子様か眞子様のお子様という事になります。

2・女系天皇
1で説明しましたが、愛子様が天皇になり、そのお子様が次代の天皇となれば、この女系天皇という言葉が完結します。が、ここで問題になるのが2つあります。
A・皇室の伝統である男系相続が変更されます。かっては女性天皇が存在しましたが、それは繋ぎの役割の天皇であり、制度化される以前の妥協の産物的な存在で、本命の成人を待って交替していたりします。今回の場合は、制度その物の改革であり、再び元には戻らない事を認識しなくてはなります。
B・世界の王室には、それを支える貴族階級が存在しています。が、日本にそれが存在していません。イギリスのヘンリー公爵はメーガン夫人と結婚し、結果として王室の基幹メンバーから離脱を致しました。
日本国内でも、メーガン夫人への批判は根強いと感じますが、継承順位は、チャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子だったのが、ウィリアム王子のお子様が生まれて、ヘンリー王子より上位になり、ヘンリー王子が離脱しても長子相続の流れは変わらない状況になっていたわけです。
しかし、離脱の原因になったと思われるのがメーガン夫人との結婚で、アメリカ流の自由気儘な感性に惹かれたのだと思います。
結婚が許されたのは、やはり長子相続の主流では無かったからだと私は考えています。
そして日本では………
眞子様と小室氏の結婚問題が批判の的になっています。
先に書きましたが、イギリスは貴族が存在し、その中から相手を選択する事は、日本より容易いと思われます。が、それでもメーガン夫人と結婚しました。
小室氏の問題は、愛子様にも同じ事が起こる可能性を示しています。つまり、メーガン夫人と小室氏は、王室や皇室には相応しく無い人だと思える、私達の感情やら認識やらの存在です。
多分、メーガン夫人を批判する人達は、小室氏との結婚も反対している事でしょう。
では、愛子様に同じような事が起こったら、その批判した人達は、その問題のある方とのお子様を、無条件に天皇にする。と、明言をできるのでしょうか?
出来ないならば、やはり女系天皇に反対しなければ、ダブルスタンダード〓二重規範だという事になります。

昨年11月に私は、『追記小室さんについて』を書きましたが、同じような内容が、今週の女性自身に書かれている見たいです。
これはアメリカという皇室・王室が存在した歴史が無い国では、皇室や王室がいかに見られているか?という事で、かっては王朝が存在した儒教圏の各国でも、憧れと羨望を感じているのです。
私は観光バスの運転手をしていますから判るのですが、殆んどの外国人観光客は皇居に喜んで行きます。
それはそうでしょう。
大国の大統領や首相でも、外国慣例として、皇帝や王には敬意を示します。現中国の習近平主席でも、主席就任直前の訪日時には敬意を払っていました。そんな映像を見ていますから、アメリカや中国や東南アジアの人達が、憧れるのは理解できます。
アラブの王室がそれほどでも無いのは、やはり王室のメンバーが滅茶苦茶多いのも影響あるでしょうが、やはり相続制がしっかりしていて歴史に裏打ちされていない。という事があると思われます。
その相続制度を、全く異なった制度に変える訳ですから、しっかり考えて頂きたい。そうお願い致します。

3・女性宮家設立その他
先ずは女性宮家の設立に関してです。
現在の内親王と女王は全て女王宮家を設立出来ます。が、内親王と女王では、天皇からの代数が異なります。
天皇の直子の子供は親王や内親王であり、現在では孫世代で王・女王になります。そして男系が続く限り、宮家は継承されていきますが、戦後に皇籍を離脱した皇族は、数百年以前に分離した家系でしたから、敗戦を機に皇統を整理したのだという事でした。
それを御承知でお読み頂きたいと思います。

現在の相続制度では、悠仁様が即位する段階で、最悪の場合には悠仁様だけしか皇族が存在しない。という事も有り得る状況です。
悠仁様が結婚をし、お子様が生まれていても、皇后様を含めた御一家だけという事もあり得ます。
それを避ける為には、やはり女性宮家の創設は必要だと思いますし、万一ですが、悠仁様で男系が終了した後でも、天皇制を残そうと考えるならば、現在の段階で女性宮家の創設と、皇位継承順位の順番の決定は、早急に必要だと思います。以下に私の提案を書いてみます。

男系が断絶した女性宮家(この場合は愛子様が該当します。)は、女性創設者から孫までは皇族、女性の場合はその女性だけが皇族とします。男性皇族の子(この場合は曾孫ですが)は準皇族として、公子公女で呼称は様で統一します。その子は、公子の場合だけですが、皇族から離れる為の支度金を支給します。
継承順位は、移行した男系男子の直系男子の下。移行した直系女性宮家の上として、移行後三世代が過ぎた場合には、直系女性宮家が優先されるという形にします。
つまり、従兄弟が皇位に居る場合には、その姉妹よりも上位で、その子供が皇位に就いた段階で、従兄弟の直系姉の家系が上位になり、次に妹の家系、その次の順番になる。という事です。
男系継承があくまでも優先されますが、このルールがあれば、万が一に備える事が出来るわけです。
そして、このルールの中に、女性宮家の当主が、旧皇族の家系から男性を養子にした場合のルールを決めて置けば良いのです。
単純な養子なら、皇位継承権は無く、女性宮家と同じ形で皇族として務めて頂き、婿入りという形なら、その結婚で生まれた男子には、継承権が与えられ、直系男性皇族の下になるのです。
但し、このようなシステムを導入しますと、逆に宮家が増えすぎる可能性も有りますから、継承権を持つ宮家は、数を制限する必要も生まれるかも知れません。その場合には下位の宮家を大公家とする事も有りかと思います。
継承権を保留された宮家が、大公家だという事です。これは保留ですから、空きが出来たら宮家に復活する。そういう仕組みです。
皇族から出る女性皇族の一時金は、現在の規定で良いと思います。が、王の子の公子の場合も同様とします。
旧皇族が婿入りした場合の規定は、その直子は王と王女とし、孫世代は公子公女で良いと思います。そして公女の場合の一時金も、しっかり規定をして置く事です。

女性皇族が結婚し、宮家創設をしないで皇籍を離脱する場合の、規定も作成して置く必要があります。現在の眞子様の状況を念頭にお考えください。
この場合には、全皇族の意見により、一時金が変動できるという規定があれば十分だと思います。
そしてこの全皇族の決定できる事項として、納采の儀を行わない結婚の場合、相手家族との関係を絶縁・告別式縁・私縁というように決められる事とします。
絶縁は昔の勘当に相当し、告別式縁は告別式だけは認めるという関係で、私縁は公式な交流は無し。というような形です。
ここまで決めて置けば、かなり先まで大丈夫だと思いますが、皆さんはどうお考えですか?

最後に1つ皆さんにお訊ねしたい事があります。
名誉に関してですが、首相とか大統領から与えられる名誉と、王や天皇から直接与えられる名誉、どちらが本人にもその周囲にも嬉しいのでしょうか?
王や天皇の背後には、歴史と共に権威が存在します。
現在の世界は、沢山の国家があり民族が存在し、それは当分変化する事は無いと考えられます。
ならば、私は各国の大統領や首相が敬意を表して接する王や天皇は、国家として大切な外交の重大資源でもあると思います。
それをご理解頂いて、しっかりご判断下さい。
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