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2021年03月22日18:00

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メーガン夫人の人種差別発言について

ヘンリー元王子現サセックス公爵とメーガン元妃現サセックス公爵夫人の発言『王室メンバーの人種差別発言』は、かなりインパクトがありましたが、アメリカとイギリス、そして日本の反応はかなり違うのが興味深いところです。

先に私の私見を書きますと、このメーガン夫人の発言には単純には肯定出来ません。
何故なら、現に結婚をしているからであり、英国王室は公式には人種差別を行っていないからです。
勿論、王室メンバーの腹の中までは判りません。が、伝統ある王室のメンバーともあろう人達が、あからさまに差別を明らかにする等は、王室メンバーの立ち居振舞いとしては失格だと考えるからです。
それを敢えて言ったという事ならば、それはメーガン夫人の非礼に対しての当て擦りだと思われ、メーガン夫人は自己の非礼を明らかにせず、その言葉だけを取り上げて話している。そう私は判断しています。

アメリカでは、メーガン夫人の人種差別発言を擁護する声が高いようで、ヒラリー・クリントン氏などは早速乗っていましたが、次の大統領選挙狙いが見え見えで、私にはこんな軽率な人物が大統領になろうとしているとは、心配でなりません。
日本とイギリスは、現在ではアメリカの最良の同盟国であり、その君主を非難する大統領候補とは、私には有り得ないと思われます。それともヒラリー・クリントン氏は大統領になる事を諦めたのかも知れませんけどね。
メーガン夫人の発言は、現在のアメリカの問題点に合致していますから、アメリカでは味方が多いのは当然です。

イギリスでは、若年層はメーガン夫人を支持し、熟年層では王室支持が強いとの事ですが、イギリスとフランスは、旧植民地から流入した市民も多く、それが影響していると考えられます。
平成の初期までは、ヨーロッパのオリンピック選手は殆んど白人でしたから、現在の選手の人種構成から考えても、非白人系の国民の増加は見て取れます。ですから、若年層に人種差別の意識が存在しているのだと思います。
ただ、英国王室は老獪ですから、忘れた頃にシレッと反撃をすると思われます。
以前私は、スコットランドの独立問題について書きましたが、その低流には人種・宗教問題が在ると考えています。
私は、特別な人種差別主義者ではありません。が、やはり習慣の違いを目の当たりにすると、それを日本の常識で判断して、非難めいた気持ちになる事もあります。
その気持ちがもう少し進んだら、私も人種差別主義者の仲間入りという事になります。
差別という事は、このように微妙な部分もあり、その比率が高まり、違和感が高まれば互いの反目にもなり得ます。
これがイギリスの反応だと考えています。
ただし、イギリスという国家は、王室の存在が統合の根本でもありますから、最終的には王室支持が増えると考えています。

さて、日本ですが、私が見る限りでは、王室支持派が多いと感じています。
眞子様の結婚問題が存在するタイミングでもあり、小室氏に対する反対派が、そっくり王室支持派になっている。そう見えます。
勿論、皇室が存在していますから当たり前ですが、日本の場合は英国王室よりも長い歴史もあり、皇室に対する敬意も強いと思われますから、日本人である私の、冒頭に記した判断も、バイアスが掛かっている可能性はありますが、やはり伝統と権威が在る皇室や王室に、民間から入るという事は、それなりの覚悟が必要だとは思います。
皇室だけでなく、家元やら総本山やら宗家の存在があり、そこには古くからのシキタリも存在する事を理解していますから、メーガン夫人には厳しい見方になりますが、それを知らない・理解出来ないとしたら、それこそ京都人の言う田舎者という事になると思います。

人種差別は確かに大きな問題ですが、メーガン夫人のこれまでの言動を考えた時に、私にはウカウカと賛同は出来ない物を感じています。
人種差別は無くすべき問題ですが、私はメーガン夫人の発言は切り離して考えていますが、皆さんはどうお考えになりますか?
ご意見お待ち致します。
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