東日本大震災に思う事

東日本大震災の犠牲者の皆様に黙祷を捧げます。

いわき市の塩屋埼周辺では、かさ上げされた土地と、その上を走る道路があります。
防波堤道路から眺める海は美しいのですが、北に向かうと松林の先には堤防があり、海は見えません。
かさ上げされた土地なも家は少なく、失われたコミュニティを感じさせます。
これを復興と言うなら、私には寂しい気がします。

常磐道三陸をは開通しましたが、福島第一原発周辺では、放射線量計が目に付きます。
汚染水はタンクに溜まり続けていて、もう少しでタンクの設置場所が無くなります。
そして、放射性物質のゴミや汚染土が、大きな袋容器に入れられて積み上げられているのが見えます。それも何ヵ所もです。一般道でも１キロに１つ位は目に入ります。

核のゴミは何とかならないのでしょうか？
素人の意見ではありますが、それを書いてみます。

汚染水ですが、核物質の臨界温度は知りませんが、低気圧の空間で温めて、水蒸気の発生させる事で減らせないのでしょうか？
高山ではお湯が沸くのは低い温度ですから、これを利用すれば、少なくとも絶対量は減らせると思うのですが。

核のゴミの処理は、世界共通の問題です。これを載せたロケットを太陽に向けて打ち上げるのが良いと思いますが、それは現時点では不可能ですから、やはり何処かの地下に貯蔵するしかないと思いますが、それならば原発の地下を利用するしかないと考えています。
海に向かったドンドン掘り下げていき、万が一の時には海水の圧力で爆発力を押さえるのです。
保管場所の左右と上に海水を導入し、危険を減殺するというわけですが、これらを富岳を使ってシミュレーションは出来ないのでしょうか？
どなたか良いお知恵はありませんか？

福島原発の廃炉作業が完了しない限り、私は東日本大震災の真の復興は無いと思うのです。