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2021年02月11日18:59

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池袋暴走事故と軽井沢バス事故。比較して判る報道媒体のレベルの低さ

歩く走る・大八車やリヤカーを引く、自転車や車に乗る、新幹線を運転する。この全てで、前方に危険を感じたら止まるかブレーキを踏みます。
下り坂で駆け降りていて、速度が速すぎたら、転ばないように、やはり止まるか速度を落とします。
歩き始めた幼児の頃、私達全員は前のめりで倒れた経験を持っています。それを沢山繰り返して、危ないと感じたら止まる。という事を、無意識に実行します。
此処までは何方も異存は無いでしょう。

軽井沢バス事故と池袋暴走事故は、日本のジャーナリズムを判定する最高の素材です。
池袋も被告人は故障を主張していますし、軽井沢バス事故でも私は、事故車両の異常を主張しています。
先ずは池袋から考えてみたいと思えます。

池袋では全ての報道媒体が、ブレーキとアクセルの踏み間違いと報道しています。
最初に書いたように、本人は真剣に止めようとしていた。と私も思います。
では、何故踏み間違いだと判断するのか?それは後続車のドライバーの証言です。
ストップランプが点灯していなかった。との証言は非常に重要で、ハザードランプやウインカーやブレーキランプなどは、車を動かす為の制御コンピューターとは、別系統になっている筈だからです。
これが制御コンピューターと連動するだけなら、暴走した時に被害が拡大するのはお分かりだと思えます。
連動していて、他の車に動いて行く方向も示せないと、他の車は対応する判断材料もありません。ですから、連動しないと考えました。
勿論、後続車のドラレコの映像が在れば一番ですが、このドライバーが勘違いしていない限り、限り無く車両故障の可能性は0に近くなります。
私も、このような重大な事故ですから、後続車の勘違いは無いと判断し、踏み間違いに賛成いたします。

では、軽井沢バス事故はどうでしょうか?
事故寸前の映像では、左に膨れながらカーブを曲がっています。が、ブレーキランプは点灯しているように見え、事故調査委員会の報告も、軽くブレーキを踏んでいるとしています。
が、あのブレーキランプの点灯が私達の目の錯覚だとしたら、話は変わってきます。
ブレーキを踏んでいない可能性が生まれるからです。
皆さん、最初の書き出しを思い出して下さい。そう、ならば何故、私達の常識を覆し、土屋はブレーキを踏まなかったのか?という疑問が生まれます。
土屋は体調が急変したわけでも無く、墜落睡眠で寝ていたわけでも無い。と発表されていますから、後は自殺しか考えられなくなります。
警察・検察は、理由が判らない運転をして事故になったのだから、運転が未熟だったという結論を出したのだと思います。が、この見解も事故調査委員会の報告も、危険を感じたら止まる・速度を落とすとは相反しています。
私は事故原因の解明には、エアタンクの残量の数字が鍵を握っている。と書いてきました。が、全ての報道媒体は、警察検察の発表をそのままにして、全てが運転技量未熟と決め付けています。

池袋暴走事故では、危険を察知したからブレーキとアクセルを踏み間違えた。と結論付けながら、軽井沢バス事故では危険を感じずに暴走した。で片付けています。
池袋は平地で軽井沢はかなり勾配のある下り坂です。
再び最初に戻って考えて下さい。普通に考えても、軽井沢の方が危険なはずですし、それを認識しているから、危険な走行ルートだと書いたはずなのです。
それなのに、運転手の技量の判断では、軽くブレーキを踏んだという事故調査委員会の報告を鵜呑みにし、警察と検察の発表を鵜呑みして報道する。
これを世の中ではダブルスタンダードと言い、信用を失う原因になるのです。が、それを平気で報道しています。
ジャーナリストの自認するなら、少なくとも何故ブレーキを踏まなかったのか?と疑問を持つ人間も居ないのか………
情けない話です。

日本の報道媒体のレベルは、その場限りで判断をゴロゴロ変える、判断基準さへ無いという事なのか?
池袋と軽井沢を物差しにする限り、判断基準等は無いと判断するのが正しいという事になります。

皆さん、私達は報道される事案の全てを、鵜呑みにしてはいけない。という事です。
ご注意下さいね。
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