検察が正義の味方なんて幻想です

やはり日本の検察はダメですね。
たまに正義の使者の振りをするだけの特捜部がその代表。
実際には自民党寄りの権力の一員で、モリカケ桜などは、政権が民主党だったなら、ガンガンとリークはしただろうし、逮捕する人間も居たかも知れません。
自民党内の権力争いを横目に見て、菅氏に対して、検察の人事に手を突っ込むなら、河井案件から材料は得ていますよ。と、無言で言っているのだと思います。
これは二階氏も同じですし、麻生氏も同じかも知れませんし、カジノ利権に関しては、派閥の最高幹部にも同じように無言の圧力があるのだと思われます。
菅氏に雪崩を打った裏側に、河井案件やらモリカケ桜が在るのかと、私は考えます。
安倍首相の退陣の裏に、検察との無言の取引の可能性もあり、無能政権の退陣は歓迎するものの、新たに菅氏という新自由主義者が政権に着くわけですから、私の考えが正しいなら、それを忖度なく速やかに執行して欲しいと、そう考えます。
それが政権から独立した、司法の本来の姿でしょう。

私は、軽井沢バス事故の関係者であり、あの事故の事は何回も書いてきました。
報道では、土屋運転手の技量不足が取り沙汰されました。
が、その技量に関しては、運転経験者なら理解できると思いますが、それこそ20時間も運転していたら、殆んど運転の感覚は戻ります。
重要な事は、グーグルマップで確認して頂けばわかりますが、尾瀬の北側、檜枝岐から沼山への道を、夜行ツアーで何回か何事も無く運転していた土屋が、あの碓氷峠の道であのような事故を起こすと思いますか？
碓氷峠などは、檜枝岐から沼山に比べたそれこそ楽な道なのです。
私は、車両の異常だとして、エアタンクの残量を指摘してきました。
通常走行時よりも２kgほど少ない残量は、後0・5kg下がれば、緊急ブザーがなり操作不能になるレベルです。
僅か２km以下の下り坂でそこまで減る事は、通常では有り得ません。
検察は、この原因は不明だとしています。
ならばメーカーを徹底的に追及して、その原因を究明するべきなのに、それはしていないらしく、まだ裁判は始まっていません。
私が検察官なら、裁判の場で究明する道をとるか、又は技量不足での起訴は取り下げます。
結局は、警察のリークに因る報道やら、事故車両をこともあろうに製造メーカーに原因を究明させた、隠蔽工作にとられかねない事態が、新たな憶測を呼ぶ事を恐れている。と、いう事でしょう。
勿論、これらは厳密には検察の責任ではありません。
それらの失敗？をどう習合させ修復させるのか、検察の苦しさは理解出来ますが、それらの全てを明らかにする事もまた、司法として国民に奉仕する事だと思います。

菅官房長官がモリカケ疑惑に多少でも関与している可能性があり、河井夫妻の選挙違反にも関与している可能性があるのなら、検察としては買収資金の流れを解明するという大義名分で、菅氏や二階氏を証人喚問する事こそが、今回の正義ではないでしょうか？

結局は検察もお役人。
時の権力には逆らわず、たまに権力の小さな小物を狙い打ちし、いかにも正義の味方だとそれを気取る組織だという事です。

私が軽井沢バス事故の事を書くのも、検察は正義の味方では無い事を証明したいから。

確かに、裁判は証拠で有罪を確定する物です。
が、それ以前に起訴するかしないかは、検察官の裁量に任されています。
文書改竄問題でも、検察は起訴しませんでしたが、それは検察が権力におもねったからだという事です。

私は改めて言いたい。

検察は正義の味方ではありません！
権力の一部であり、権力者の為に仕える官僚なのです。
国民は、それをしっかり注視しなければなりません。

私が書くこんなブログ記事でも、多分イイネが数万や数十万も付くようなら、私も何らかの影響があるでしょう。
が、余りにも人気がありませんから、こうして無事に過ごしています。

もう30年以上も前に、ノーパンしゃぶしゃぶ事件の前、政府機関の〇〇分科会が慰安旅行に行って居た当時、私は緩い監視下にありましたから、
国家機密は厳しく守られるのは知っています。
もう方がついた緑十字の血友病事件などは、私がバスの運転中に見聞きした厚生省の血友病分科会の会話とは、微妙に違う結論で終わってます。

文書改竄で亡くなった方は、誠にお気の毒ですが、権力者は下位の人間を犠牲にして生き残ります。
そして検察も裁判所も、それに力を貸して終わります。

国民の皆さん、検察は正義の味方だという幻想は捨てて下さい。