mixiユーザー(id:44024462)

2020年07月23日10:26

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医療現場の実状は、ガダルカナルの日本軍です

医療関係者はコロナ禍で疲弊しているし、倒産する危険のある病院もかなりあると思われます。
何回も書いて来ましたが、コロナ限定で診療報酬を少しだけ増やしましたが、これも現場を知らなすぎだという事です。
コロナ患者を入院させた場合には、四人部屋や六人部屋でも個室扱いになります。
入院患者一人当たりの看護師さん等のマンパワーは、当然ながら上昇します。
勿論、それに従って収入が増えれば良いのですが、六人部屋なら6倍でも足りません。
何故なら、上昇したマンパワーを補充しなくてはならなくなる訳で、この分人件費等も上昇しますし、コロナ対応のマスクやら手袋やらの経費の増加も有る訳です。
無症状患者や軽症患者を受け入れても、これは変わりません。
しかし、政府はこんな現状を無視してGotoキャンペーンだという。
この矛盾!

私は大東亜戦争の沢山の事例を思いだします。
山本五十六長官が無理押しした真珠湾攻撃。
確かに見た目は大戦果を上げましたが、実際は直ぐに引き揚げられて、飛行機の有用性をアメリカに教えた結果になりました、
日本は飛行機の生産力でアメリカの20分の1。
艦船なら6分の1。
飛行機の有用性を考えるならば、従来の作戦を実行し、飛行機の集中攻撃は奥の手にする方が良い。と進言した部下の言葉を却下しました。
山本五十六長官には、大艦巨砲か航空機かという論争に、決着を付ける気持ちが強かったからだ。とも言われています。
その結果として、航空戦になり、ベテランパイロットが次々に戦死した後は、数で劣り腕で劣り、飛行機の性能でも劣り、海軍全体に空襲恐怖症が蔓延し、昭和18年後半以降では、アメリカの個々の海戦での圧勝。となりました。

日本軍が補給不足で惨敗し、飢え死にしたガダルカナル島攻防戦。
現地の指揮官は、熱帯雨林に阻まれ、武器弾薬の不足から無理だと何回も進言しましたが、それを戦意不足だと判断して、敵の制空権や制海権下で無理な輸送を続け、莫大な艦船や航空機の損失をしました。
その時の海軍の責任者も、山本五十六長官でした。
強気の陸軍の参謀本部にしても、海上輸送は出来ませんから海軍に頼みます。
海軍は簡単にこれを引き受けた結果が、この惨状です。

山本五十六長官が本当に名将なら、こんなバカな戦い方はしないと、私は思います。

山本五十六長官は、海軍ひいきの人達に依って神格化されていますが、現実を冷静に書くとこうなります。
安倍首相が、日本会議関係や右翼系の人達から、希望の星だと言われ、自民党内でも絶対的な存在だとされてきましたが、山本五十六長官となんと似ている事か……
いや、戦果だけを考えたならば、一応は真珠湾攻撃で大勝した山本五十六長官に対し、何等成果の無い、口先だけの安倍首相など、比べるのもオコガマシイ話です。

しかし、二人には共通点があり、それは現場の意見を軽視するという事です。
そしてお気に入りの言葉なら聞く。
山本五十六長官は、黒島亀人という変人参謀を重用しましたが、この黒島は、後に特攻兵器の開発に熱中しました。
安倍首相は、経産省出身の官邸官僚を重用し、コロナ対策もその意見を用いているとの事で、アベノマスクやGotoでも彼らが動いていたと報道されています。
特に元アイドルの菊池桃子さんの再婚相手が、Gotoの旗振り役だったとも言われています。が、批判が出たら逃げたとか……

安倍首相と山本五十六長官の似た感じ、おわかりですか?

歴史はまさに繰り返す。
虚名だけの人物は、側近にもマトモな人材は置かない。という事です。

医療現場の実状は、ガダルカナル島の日本軍と同じです。
補給も無く飢え始めた状況だと言えるでしょう。
これを打破する為には、無能な指揮官は退陣させるしかありません。


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