山本太郎氏、都知事選に立候補

れいわ新撰組の山本太郎氏が都知事選に立候補を表明しました。
小池都知事他、立候補を表明した人は何人も居ます。
Ｎ国は論外で、私は維新も新自由主義を信奉していますから、真に国民を安心させる事はありませんからダメ。
ただ、経済最優先思想の維新は、ナンバーツーとして無駄を排除するには有効で、トップが上手く使う事で税金を有効利用できるのは間違い無いと思います。
宇都宮氏に関しては、弁護士さんという事が微妙で、かっての美濃部都政の再来かも知れないという思いがよぎり、また、前回の降りた怨念も感じられて、そこがかなり気になります。
小池都知事は、以前批判する記事を書きましたが、その思いは変わりません。
豊洲移転と築地跡地問題を考えても、パフォーマンスだけの権力亡者だと思っていますから、私は投票はしません。

そこで山本太郎氏。
私は彼を買っていますから、今回も投票はします。
ただ、私が考えていたより器は小さいみたいです。
報道からは、小沢一郎氏が野党統一候補にすべく動き、殆んど決定していたのを、れいわ新撰組に拘って断ったとか言われています。
消費税廃止とかは共通していますが、都知事にその権限はありません。
ただ、実際に行政を知る事は悪いとは思えません。
小沢一郎氏が野党統一候補にと動いたのは、その経験が必要だと判断したからで、民主党政権の失敗は、行政経験の不足との思いが有ったからでしょう。
私もその小沢一郎氏の考えに賛成で、それを断る事が残念でなりません。
れいわ新撰組に拘らすに、野党統一候補になっていたら、小池都知事も慌てたと思えるだけに残念です。
政治の師匠が小沢一郎氏だというなら、もう少し大局観を持っていて欲しかった。
山本太郎氏とは、与党の中の反主流派にいてこそ光る存在なのかも知れません。

私の現在の予測では、投票率も低く、小池都知事が100万票以上で、次点は50万票から70万票で宇都宮氏か小野泰輔氏か山本太郎氏だと思いますが、新しい形の選挙戦ですから予測が難しいです。
宇都宮氏は基礎票で余り変化は無いと思いますが、小野泰輔氏は、大阪の吉村知事が応援する効果がどのくらいか？
山本太郎氏は、演説無しでどのくらい盛り上げられるかだと思います。
小野氏と山本太郎氏は、最悪の場合には30万票前後も有り得るし、100万票に届く事も有り得ると考えています。
選挙活動をどれだけ長い時間マスコミが流してくれるかに掛かっているでしょう。

山本太郎氏は、消費税廃止を前面に打ち出して、消費税廃止を政府に迫るのを争点にするのも在るかと思います。
オリンピック中止は良い争点だと思いますし、安倍首相の福島原発事故のアンダーコントロールという欺瞞を説き、夏のオリンピック開催の危険性を訴え、コロナ禍は天の助けだと言うのも良いと、私は思います。

山本太郎氏。
今後に期待して、安倍首相に退陣を求め、小池都知事を信用出来ない方は、投票宜しくお願い致します。