志村けんさんのご冥福をお祈り致します

志村けんさんが亡くなった。

私は余り見なかったが、日本に沢山の笑いを届けた方。
衝撃は大きい。
コロナウィルス禍の対策の不味さを、体現して逝かれたのだと思う。
本当にご苦労様でした。

私は、何回か検査体制の確立を書いて来ました。
公民館や体育館等を使用した無症状や軽症者の隔離施設の設置も、同時に書いて来ました。
これが確立された場合に、医療従事者不足は、臨時雇いで危険手当ての意味で賃金を増額し、資格が有って従事していない人達の活用も書いて来ました。

この体制が整っていたら、志村けんさんも、早目にコロナウィルス感染が分かり、早目の治療で結果が変わっていた可能性も高いと考えられ、韓国のようにドライブスルー検査のような状況なら、志村さんも強い倦怠感の段階で、検査を受けていた。と私は思います。

私は毎朝毎晩体温を計り、記録しています。
不特定多数の方と接触する観光バス運転手ですから、これは当然なすべき事だと考えているのです。
志村さんも同じプロ意識の持ち主だった訳ですから、検査を受けていたと、私は確信しています。
肺炎発症が確認され、入院するまで中２日。
この時間の浪費が悔やまれてなりません。
入院から感染確認まで２日。
これも悔やまれます。

私は、特別国債を発行し、８割の所得保証＆利益保証を提言も致しました。
アメリカでは、トヨタ自動車もアメリカ政府の要請で、医療機器の製造をするという情報もあります。
私はマスク他の医療機器の増産に、利益保証で資金を提供するように。とも書きましたが、アメリカでは、利益保証はしなくても、トヨタ自動車はそれを実行しています。

クルーズ船の患者を受け入れたホテル三日月は、応援する方々で繁盛していると、また聞きですが伝わっています。
資金に余裕がある企業に取っては、これは莫大な宣伝効果になっている訳です。

私が、何故早い段階でこんな提言をしたのか。
それは、無駄を覚悟で出来る事を全力でする事が、結果として良い事が多いからです。
早目に兆候を捉え、準備を始め、その兆候が現実になったならば、全力の集中してそれに対応する。
これは古今東西の戦争の原理であり、勝つ為の最善の方法なのです。

コロナウィルスという未知の伝染病との戦いは、戦争と同様に考えるべきなのです。
残念ながら、私の書いた事は反響はありませんでした。
が、志村けんさんの死亡報道が流れて、皆さんの意識が変化するなら、志村さんの亡くなった意味が重くなります。

税金申告の時期が終わりますが、以前書いたように、この申告と保証を同時に行い、速やかに保証をするなら、何回も書きますが、国民も多少の安心感を得られます。
その安心感が、行動の自粛を生むのではないでしょうか。

今の政府の対応が、志村けんさんというタレントの命を縮めた。
私にはそう思えます。

志村けんさん。ご冥福をお祈り致します。