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2020年03月17日10:14

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コロナウィルスは神風かも

コロナウィルスがとうとう世界恐慌の幕を開いたようですね。

この事態は、日本に取って悪い事ばかりではありません。

先ずアベノミクスの化けの皮が剥がれた事です。
アベノミクスの成果として、株価が基準にされ、株価は実体経済以上に値上がりしていました。
それを支えていたのが、年金基金を投入したり、日銀が委託投信という形で買ったりした資金だった訳です。
一万七千円台がその損益分岐点だとすれば、平均株価がそれ以下になれば赤字になります。
本来なら日銀は、そのような運用は避けるべきなのです。
国家の信用を担保するべき中央銀行が、赤字になって債務超過になったら、国家としての信用はゼロに近くなるからです。
日銀の総資産はわかりませんが、それを超えたら日銀が倒産という事になるからで、その為に、リスクのある運用は避けるのが常識です。
しかし、赤字の可能性は大きくなったのです。
それは、黒田日銀総裁の化けの皮も剥がれた事にもなりますが、この総裁は、マイナス金利政策を実行して、デフレ脱却をすると宣言しました。
しかし、期限には当然脱却は出来なかったのです。

金利を下げても、消費税を上げたら、経済活動は冷え込みます。
私の過去の記事を検索して頂きたいのですが、消費税も、年金資金の株式投資にも反対しています。
勿論、アベノミクスにも、反対しています。
それは、このような事態の時に、政府の経済対策が、雀の涙に陥るからでもあるのですが、年金資金の莫大な損失は年金に反映されるからでもあります。
このような時に、年金支給額が減額されたなら、景気の回復にどれだけの時間が必要になるのでしょうか?

派遣法の改悪も同じです。
そして、技能実習生という名目の海外からの労働者の受け入れも、私は反対しましたが始まるでしょう。
勿論、多少の受け入れ開始時期の延期はあると思います。
が、それが実行されたら、今度は労働者の賃金のダンピング合戦が始まります。

この時期に何故これを書いているのか?
それは、今回のコロナウィルス禍を少しでもプラスにしたいからです。

日本の健康保険を含めた医療制度は、世界的に見ても優れていると思います。
ですから、この医療制度を破壊する恐れがあるTPPにも反対したのは、私の過去の記事を読まれたらあきらかになりますが、その医療制度が、今回のコロナウィルス対策では有効だった訳です。
これは安倍首相の対策が良いからではありません。

幼児や児童が感染して死亡する事も、当然あるでしょう。
インフルエンザと同様の病なら、それは考えられる事なのです。
違いがあるのは、潜伏期間の長さと、どのような突然変異をするのかの、データが存在しない事。
インフルエンザでも無症状や軽症の感染者は多数居る訳ですから、当面の問題として対応するのは、そのような隔離が必要な人達の収用です。
それを私は、公民館や体育館等を使用すれば良いと提言しました。
勿論、ガラガラな旅館やホテルでも良い訳です。
そして、ここからが重要ですが、自衛隊の野戦病院程度の医療体制で良い。という事なのです。
これは無症状や軽症者が対象ですから、経過観察が重点になる訳で、後はこの人達がどのように過ごすか?
それが重要だと考えます。

私は、特別国債を発行し、拙速で良いから8割の保証を行うべきだと提言しました。
問題になっているフリーランスの人達への保証も、前年の納税記録を元に行えば良いのです。
ころは、様々な節税対策をした人達には不利ですが、節税しなかった人達には安心感を与える事になります。
企業にしても同じです。
節税が上手い会社は金額がそれなりに減り、節税しなかった会社はより助かります。
(企業に関しては、利益に対する保証と、売り上げに対する貸付や固定経費に対する補助とに別れます。)

コロナウィルス禍をどこまで恐れ、どこまで日常に溶け込ませるか?
それを判断するのが政治の役割なのです。

悪魔の税制である消費税の廃止も考えて下さい。
改悪された派遣法の改正も考えて下さい。
年金資金を使った株式投資も考えて下さい。
日銀の間違った政策も考えて下さい。

私は、過去にこれらを批判し代案を書いてきました。
あるいは荒唐無稽だと思われたかもしれません。
しかし、少し視点を変えれば実行可能だと思える内容だったと自負しています。

皆さんも代案を考えて下さい。

それが明日に繋がります。
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