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2020年01月19日22:18

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軽井沢バス事故の流れと現状

1月16日、長野地検に行き押収品を返して貰いました。

司法権という物は怪物と同じですね。
有罪にする為の証拠集めならば、何をしても許されるのでしょうか?
軽井沢バス事故に関して言えば、事故の原因究明だけでは無い部分も含まれています。
社長と当時の所長は、技量未熟?の運転手を使用した責任も問われている訳です。
確かに杜撰な管理体制だった事は間違いありません。
が、管理体制が杜撰だったから事故が起こった訳では無いのです。

世の中の人達は、これを簡単に混同します。
そして、直ぐに結び付けて納得したがります。
この軽井沢バス事故もそうでした。

最初に問題視されたのはルート変更の件でした。
ルート変更によって、さも重大な危ないルートを走行したからだと、そんな論調が全メディアを支配しました。
長野県警は、そのルートが、過去50年以上夜行スキーバスツアーでは使用され、長野に向かう下り坂では、重大な事故など無かった事を知りながら、その報道を傍観しました(リーグの疑いは残ります)。
私は、過去に使用されている事実を、何人もの記者達に説明しましたが、それが反映された報道は皆無でした。

その報道と平行するように、杜撰な管理体制が報道されるようになり、健康管理や観光バス運転手が仕事に就く前に受ける登録講習等が問題になりました。
土屋のその講習での評価も報道されました。
その評価では、私も治すべき点が指摘されています。が、その指摘では、現在の私のように連続して同じ速度で(定速運転と言い、速度の変化は上下2キロ以内です。)何時間も高速走行する事は出来ません。
(この事実は、現在はデジタコが取り付けられていますからいくらでも証明可能です。念のため)

機械の判定など、その程度だと調べもせず、メディアは土屋の技量に疑問を感じると報道を始め、それが技量未熟の大合唱になります。
そこでも長野県警は、その加熱報道を抑える発表はしませんでした。
古館さん時代のニュース・ステーションに私が出て、報道内容の件で抗議したのもこの頃です。

技量未熟の加熱報道の後に、やっと長野県警?は監視カメラの映像を公表します。
他の事件などでは、直ぐに(精々3日後)公表される監視カメラ映像ですが、この事故の時には、何故あれほど公表が遅かったのでしょうか?

監視カメラ映像の公開後は、急速にメディアの報道は激減していきます。
あれだけの大事故なのに、何故なのでしょうか?

私には長野県警の報道操作の可能性を捨てる事が出来ません。
事故車両を、数々の問題が指摘されていた三菱ふそうに持ち込んでいたから、です。
そして、報道が激減した理由としては、峠の頂上付近を安定して走るバスが映っていたからだと思います。
あの映像から事故現場までは2キロ程度。
下り坂で何故あれほどスピードが上がったのか?
普通の運転する感覚があれば判ります。
安定から急激な暴走。
何らかのアクシデントがなければ説明がつきません。
自殺願望があったと考える方が居るかもしれません。が、それなら登る途中に落ちれば良いのですから、あの安定した走行にはならないと思うのが正常な判断でしょう。
つまり、長野県警は、あの映像を見て技量未熟では無いと知っていた。と、私は考えています。
印象操作をしすぎた長野県警は、報道が落ち着くのを待っていたのでしょう。
これを長野県警に質問しても無駄。
多分捜査の裁量権だと言うことでしょう。
見込み捜査も裁量権の中にあり、リークは絶対に認めないと断言できます。
途中で、NHKが報道した事がありますが、それは現在では削除されています。
それ以外のメディアは、不勉強な記者が、リークを元にした報道をしていた訳ですし、地道な調査報道などする訳がありません。
土屋を知っているとメディアに売り込んだ会社は、規定違反の長時間労働をそのまま放送させました。
それを報道したメディアも、どっちもどっち。
無知な事をさらけ出したのには、笑ってしまいました。

このような状況での捜査・調査の後で、長野地検に軽井沢バス事故は持ち込まれます。
長野地検は、これだけの大事故ですから不起訴には出来ません。
事故調査委員会の報告書を読めば判りますが、ブレーキランプが点灯している状況を、軽く踏んだと書いてありますから、これは重大な矛盾。
速度が出過ぎれば、下り坂ではブレーキを踏まないと危ないのは、子供でも判ります。
それを大型2種を持つ運転手が、軽くブレーキを踏んだから速度が落ちなかった。
こんな矛盾した話は無いと考えるのが、正常な感覚です。
ましてや土屋は、積載量が過大になっていた時代からの大型ダンプのベテランです。
重量がある車両を停める感覚は、単なる大型運転手より優れていたはずです。

このような矛盾を、平気で報告書に書く調査委員会。
この委員達を私は信用出来ません。

何故こんな報告書になったのか?
私なりに背景を考えました。

まず、三菱ふそうの車両だからだと思われます。
当時の三菱ふそうは、三菱重工の自動車製造部門が独立した会社です。
三菱は日本の軍事力の根幹を担う会社です。
データ改竄や捏造があったとしても、守らなければならない会社だった。
もう1つ重要な事は、安倍首相が唯一勤務した神戸製鋼の問題もあります。
神戸製鋼がデータ改竄をし、低品質の製品を納入し、それを使用したのが、軽井沢バス事故の車両の製造年代だったのです。
その疑惑は、事故の年の夏、国交省と三菱ふそうが連名で出したダイレクトメールが証拠だとも思われます。
そのダイレクトメールには、車台番号別に、補修点検を要請する内容でした。

私には、事故車両を三菱ふそうの工場に持ち込むのは、県警のもっと上からの指示かとも思われます。
杜撰な管理が現実にあった訳ですから、加熱報道を少しだけ背中を押して、三菱ふそうの隠蔽を助けた可能性もある訳です。
私がニュースステーションに出た日に、スタッフから聞いた話と符合するのです。
あの時の不確実情報では、三菱ふそうの整備士が、ブレーキの異常を語っていたと聞きました。
しかしこの話は、その後少しも報道されず、今になっては確かめる術もありません。
私に出来た事は、エアタンクの残量を見付けただけ。
しかし、あの不確実なブレーキ異常の情報は、あの時では特ダネだった可能性があったのに、そんな気配が無かったのは何故だったのでしょう。

話を戻します。

このような疑問が沢山ある案件を持ち込まれた長野地検。
私は一面では同情もしているのです。
私への強制捜査も、起訴する為の検察の努力でしょう。
返還時のアレコレも仕方が無いと思います。
私に使用料を補填したら、それが全てに影響するからで、事件があった部屋を立ち入り禁止にしていた場合など、請求金額は莫大になる訳ですから、それは払えないのが当たり前だと理解はしているのです。

しかし、返還についてはもう少し考えて欲しいと思うのです。

まだまだ軽井沢バス事故の原因究明は終わった訳ではありません。
起訴に向かって検察も努力しています。
願わくばしっかり原因が究明されますように………

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