mixiユーザー(id:44024462)

2020年01月06日23:50

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イラン危機を金正恩は喜んでいるか?

最大の好機が回って来たと考えます。

アメリカは2正面作戦をする体力は多分ありません。
イランが限定的な攻撃をしている限り、小型や超小型な戦術核兵器も使用出来ません。
何故なら、イランも北朝鮮も共に核兵器の保有国である可能性があるからです。
最も効果のある使い方としては、潜水艦に核物質を積んで行き、アメリカの主要港でそれを爆発させる事です。
これは核兵器では無い方が効果的なのです。

かってインドが、核爆破を行いました。(技術力が足りなくて原爆実験が失敗したのですが、インドは核爆破だと主張しています。)す
その結果として、高濃度の核物質が撒き散らされ、その場所周辺は、現在も立ち入る事が不可能な地図から消えた場所になっています。
核兵器の爆発は甚大な被害をもたらしますが、広島や長崎の例で判るように、復興する事はできます。
が、核爆破では復興出来ないのです。
潜水艦がダメなら、代わりに外洋航行が出来る貨物船でも可能ですから恐ろしい。
日本ではそんな事は不可能に近いのですが、イランや北朝鮮では命令1つで実行は可能です。
本日(6日発売)の日刊ゲンダイでは、金正恩がビビっている可能性が書かれていましたが、私は違うと考えます。
以前、米朝会談の可能について書きましたが、あの頃には会談の可能性があるという論評はありませんでした。
そして今、米朝間にはポットラインが存在する可能性があるからです。
多分北朝鮮は、人工衛星実験と称してミサイルを発射する可能性があります。

それが、米朝に何等かの交渉進展のをもたらすでしょう。
何故なら、米朝は危機ではありますが交渉の余地があり、イランは現時点では燃えている火事だからです。
当たり前の考え方なら、火事を消す事が先。
アメリカとイランの緊張関係は、短期間では収まりが付きません。
という事は、トランプの大統領再選は無い可能性が高まりますから、それを打破するには、朝鮮戦争の終結しかありません。
対イランの戦闘を見据えて、アメリカは新たに兵力を増やします。
これはアメリカ財界には、特に軍産複合体には歓迎する事態であり、私が米朝会談を予測した時にも、中東で戦闘が激しくなると書きました。
その条件が整ったとイラン事です。

米中の貿易交渉でアメリカが歩み寄ったのも、中東は情勢を考えたら理解できます。
戦闘が激化したら、レアメタルの輸入は欠かせません。
だからアメリカは歩み寄ったと考えたら判ります。

第3次世界大戦にはなりませんから、皆さん安心して下さい。
中東地域は大変ですが、限定戦闘に近い戦争だと私は判断しています。
中東地域とは、アメリカの錬金術の種なのです。
ある程度の経済的規模がある国家は、アメリカの金の卵を生むガチョウですから、戦争に巻き込む事はあっても、戦場になる事は無いのです。

アメリカのドル紙幣を発行しているのは、民間の銀行で、その株主はロックフェラーとロスチャイルドですから、欧米は根回しが簡単。
派兵はしても戦場にはなりません。
そして中東の戦闘激化は、実は中国封じ込めの意味もありますから、中国は牽制の意味で非難しています。
後はインテリジェンスの問題ですが、それを上手く実行すれば、ロシアがアメリカに協力する場面もあるかも知れません。
ヨーロッパとロシアの関係改善は、ロシアのメリットが大きいですから、イラクという土地がそれを可能にするかも知れないのです。
イランとイラクや周辺の国は大変でしょうが、それが石油資本の利益になるならあり得る事です。

さて、どうなりますか。


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