伊藤詩織さんの事件の問題点

伊藤詩織さんの準強姦事件について少し。

一番の問題は、逮捕状が執行されなかった事だと私は思います。
逮捕された後で不起訴になったのなら、証拠の問題で理解出来ない事ではありません。
が、逮捕もされなかったという事は、逮捕状が出ていただけに、法の元の平等という意味でも、あってはならない事なのです。
これは有罪か無罪かという議論の前に、もっと問題にされ追及されなくてはならない重要な事件です。

有罪か無罪かの議論の前に、酔って歩く事も困難な女性とセックスをする事じたいが、山口という人間の品性の無さを表しています。
法の番人だと自負するのならば、この泥酔した女性の訴えを軽視する事は出来ないはずです。
法は解釈の違いがあり得ますから、裁判で無罪になったとしても、先ず争う姿勢が必要だったと思います。
既婚者でありながら、泥酔して意識が朦朧としている女性とセックスする。
これだけで逮捕して裁判の場に引き出す事が、この場合の正義だと私には思えます。
それは、私達小市民が、痴漢の疑いをかけられと仮定すれば判ります。
この事件を痴漢事件と比較しても、より卑怯だと私には思えます。
ならば冤罪が多いと言われる痴漢事件以上に、対処は厳しくて良いはずです。
それを不起訴相当ですか！

検察審査会も、問題のある組織だとハッキリしました。

私達に様々な問題点を提示してくれた詩織さん。
彼女のトラウマが早く薄くなる事を祈ります。

私は山口が無罪などとは露ほども考えていません。
念のため。