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2019年12月03日18:24

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米中関係と北朝鮮と安倍政権

16年暮れのトランプ大統領就任寸前に、トランプ大統領が暗殺される可能性を書きました。
しかしアメリカ社会の変質で暗殺は有り得ない状況です。
オバマ前大頭領が優柔不断だと言われますが、スコットランド独立問題から、イギリスのEU離脱と、世界が内に向く気分になっていたのが理由なのかも知れません。
トランプ大統領の掲げるアメリカファーストも、その内への潮流の中にあります。
そのトランプ大統領を弾劾する動きは在りますから、自然な形で不評な役割だけをさせるのかも知れません。
そう考える理由は1つ。
中国封じ込めの為だと私は考えています。

GSOMIA延長の件でも触れましたが、香港関連法にトランプ大統領が署名しました。
そして中東ではタリバンと和平との噂もあります。
イスラエルでも政情不安な様子がありますから、ある程度の安定を求めての事だと思われます。
その理由は、やはり極東情勢を重く見ているのでしょう。

アメリカが韓国に対して撤退まで示唆したのは、やはり対中国・北朝鮮を睨んでの事だと思われます。
北朝鮮は、韓国に対しての態度を変化させましたが、これはトランプ大統領のツイートが関係していると思います。
北朝鮮は、実質的に核保有国になっています。
ここまで来たらどうするか?
アメリカの古来からの支配層も、核保有国と認めるしか無い事は理解している筈です。
とすると、どのような形で修まりを付けるのか?
以前書いたように私は、北朝鮮とアメリカは国交回復をすると考えています。
少なくとも北朝鮮が中国べったりにならなければ、アメリカの中国封じ込めはかなり強固になります。
北朝鮮がミサイルを発射し続けているのも、早く話しをつけるように催促しているからです。
北朝鮮経済がかなり苦しいのも、中国経済が苦しいのとリンクしていると思います。
中国は、国内に展開する企業から特許を無償で提供させ、国内の競争力を向上させてきました。
一方のアメリカは、国際決裁通貨のドルを無制限に発行できるからこそ経済が回っています。
かっては世界中の工場だったアメリカですが、工場は低賃金を求めて国外に移転し、宇宙航空産業に自動車産業と石油産業、IT産業などの基幹産業以外はかなり製造業の力は衰えています。
そのアメリカに変わって世界の工場になったのが中国であり、最先端技術でも国家が資金を投入して急成長し、ネット社会のトップになりつつあります。
パッキング技術も、国内のインターネット監視の必要から優れていると思われます。
アメリカの支配層と言われる人達は、私にはトランプ大統領に朝鮮戦争の幕引きをさせる気だと見えます。
北朝鮮と中国は、朝鮮戦争をともに戦った同盟国ですが、これを切り離したら、アメリカには側面からの力になります。
北朝鮮は、第2の中国にすれば良いだけの話しで、力の数十分の1の中国を新たに作るだけの話しです。
弾劾問題で厳しいトランプ大統領ですから、密約をしてでも朝鮮戦争終結の宣言は、大統領再選の為にも欲しい所であり、中国に対する飴にもなる訳です。
国家間の問題解決とは、軍事力と経済力が背後に必要なのは、日米貿易協定を考えたら判ります。
日本は考えられない位の譲歩を強いられました。
握手をしながら足元では蹴り合う。
それが交渉なのですから、香港問題で動けない習近平主席に、朝鮮戦争終結の花を持たせて、経済的には締め付けるのが良いシナリオだと私は思います。
来年早々の習近平主席の来日に、安倍首相はどんな対応をするのか?
その対応次第では、安倍首相のいきなりの退陣もあると考えています。

アメリカが中国封じ込めに何故真剣になるのか?
やはり内向きの世界的な思考があるからでしょう。
第二次世界大戦は、必要の無かった戦争だと言われてもいます。
また平和主義者が起こした戦争だとも言われています。
内向きで自分達だけが平和なら良いという現在の世界的な風潮は、第一次世界大戦後の風潮に似ていると、私には思えるのです。
当時と現在との破壊力の圧倒的な差は、破壊力の強さが恐怖を呼びますなら、より強い思考になっているかも知れません。
その中では、限定戦争しかありませんから、ウイグルやチベットの人権侵害の実情は、限定戦争の大義名分のためもあり、沢山の映像で流される事でしょう。
驕りのある習近平主席では中国は敗れると思います。
アメリカとの関税戦争では、明らかに中国は不利です。
関税が高くなっただけでも、外国資本は中国からの脱出を考えるからです。
アメリカ産農産物の代わりにオーストラリア等が輸出すれば、従来のオーストラリアが占めていた市場に、アメリカを入れば良い訳です。
そこに北朝鮮が加われば、アメリカは新たに北朝鮮という市場を得る事になります。
中国製品なら、日本でも韓国でもドイツでもイギリスでも代替えはきく。
勿論、中国の国内市場向けの生産は続ける事でしょう。
ようは、多少の混乱は有っても、結局はアメリカが代表する資本主義国が勝つ訳です。
そこにウイグルやチベットでの民族闘争という内戦が加われば、中国に余力などは無くなります。

ロシアは、かっての超大国の面影はありません。
人口が多い分、中国の経済規模はロシアより大きいでしょうが、似たような位置に落ち着くと私は考えています。

共産主義は、多分理想としては成立するのでしょう。
しかし現実としては欠点だらけになるのでしょう。
私は、その理由は、ロシアなら旧帝政に、中国なら歴代の王朝にみます。
共に独裁に近くなり、権力闘争が激しくなるのです。
李氏朝鮮の凄まじい権力闘争と腐敗は、朝鮮が貧しいから目立ちました。
この両国はそこまで貧しくはありません。
しかし、思想統制された国民の限界は、かっての東ドイツ地域でも明らかです。
後5年、後10年。
中国の姿はどうなっているのでしょうか?
トランプ大統領が、北朝鮮との朝鮮戦争終結を成し遂げたとして、再選されたとしても任期は全う出来ない可能性は大きい。
それが弾劾か暗殺か病死かは判りませんが、私はそう考えています。

安倍政権は、習近平主席との会談次第だと思います。
自民党の実力者?が非難の声を挙げ、それに同調する人達が出てきたら、それがアメリカが見放したサインという事でしょう。

さてどうなりますか?
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