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2019年07月17日13:37

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投票前に読んで頂きたい本

私は以前、皆さんに読んで頂きたい本として
徳間書店・西尾幹二著『保守の真贋』をあげました。

保守とか革新、リベラルだとかのご自分の立場を一旦離れて、この本を一読した後、ご自分の立ち位置、思考の出発点を精査して頂きたいと思います。

西尾氏と言えば保守の論客である。そんな認識だけの人達は多いと思います。
桜井よし子氏が代表する安倍応援団との仲間割れの話だろうと、そう考える方が居るかも知れません。
百田某のような、軽薄な右翼もどきや、ヘイトスピーチを繰り返すネトウヨの親玉かと思う方も居るかも知れませんが、私には真の保守・真の民族主義者に近いと思われるのです。
私は何回も書いて来ました通りの民族主義者です。
縄文以来の信仰心を根幹に置き、自然と共生し自然に感謝して、自然を大切にしながら生きてきた日本人を心から愛し、日本の風土をどう守り、どう暮らすかを考えてきました。
この私の考え方は、今の時代では保守になると思います。
しかし、現実の政治を考えた時、私は多くの場面で反対する人間になりました。
私の基準から考えたら、余りにも違う事が多いからです。
私はそれを是々非々だと表現して来ました。
また、グローバル優先だと考える方々は、余りにも現実から解離していると思われるのです。
理想は掲げても良い。
しかし、ではその理想にどのように近付いていくのか?
その明確な回答がありませんから、日本ではリベラルが勢いを失くしてしまった
リベラルの方々は怒るかも知れませんが、ソ連が崩壊し、共産主義や社会主義が資本主義に破れた時、それを信じていた左派と言われた人達は、人権派に変わった人達も多いのですが、その人権派じたいが平気でダブルスタンダードを犯す。
暴対法を人権を犯していると言った人権派の人達を、私は寡聞にして聞かない。
いくら暴力団員であっても、銀行口座は作らせ無い、リースは認め無いというのは、人権無視そのものだと私は思うのですが、人権派の人達はそうは思わないらしい。
確かに暴力団対策は必要だと思いますが、それは別な形で実行するべきで、基本的な人権をこのように制限するべきでは無いと私は思う。
このような人権無視ではなくて、このような場合はこうでこのような場合にはこうだという、行動に対する法の整備をするという、対案を出して反対するべきだったと、私などは考えてしまうのです。
ヘイトスピーチ反対でも同じです。
私は以前書きましたが、在日韓国朝鮮人問題が低流にあると考えています。
勿論、これは徴用工問題や慰安婦問題にも繋がる話なのですが、敗戦後日本は沢山の人達を朝鮮半島に返しました。
しかし、その反面では、沢山の朝鮮半島からの入国者もいました。
私の父親が参加した敗戦直後のそれら無法入国者との市街戦は、浜松だけでなく、日本各地に多発しました。
この無法入国者を含めて、朝鮮半島人や中国人達は、当時『三国人』と呼ばれていましたが、いつの間にかこの言葉は差別用語だとされてしまいました。
しかし考えてみて下さい。
戦前は酷い差別があったと言われていますが、その差別されていたという人達が、駅前の一等地を僅か10年少しで何故所有できたのでしょうか?
市街戦は、当時は警察も手が出せなかった三国人の横暴に対して、それに怒った日本人の兵隊帰りとか、今は暴力団と言われている人達が戦った話なのです。
驚いた占領軍(GHQ)は、慌てて隠匿物資の摘発に乗り出します。
この時に出来たのが、今の地検特捜部の前身であり、当時は何も出来なかった警察〓国家権力は、どの都市でも不名誉な市街戦の記録など、僅かでも残していないでしょう。
血のメーデーと呼ばれた事件があった当時、私達庶民の親世代は、食べるのに一所懸命でデモに参加などしていませんでした。
当時のデモに参加した人達とは、やはり戦後に解体された大企業の従業員か、当時の国鉄とか郵便局の職員だったのだと思います。
確かにそれら全てが、戦後史の一幕ではありますが、この市街戦の記録の抹消こそが、リベラルの支持が少ない原因だと私は思います。
先ほどの市街戦の後は、どうなったのか?
不法入国者達はそのまま日本に居座りました。
更に朝鮮戦争が始まると、日本に逃れて来た人達も沢山居ました。
この人達も当然不法入国者ですが、その不法入国者は強制送還される事もなく、日本に住み続けています。
現在の在日の人達の父親やら祖父母が、戦前から日本に居たという人達は、多分1割か2割程度でしょう。
そして、またここからが問題で、彼等には届けるだけで通名〓日本名を使う事が許されているのです。
勿論、彼等にも言い分はあります。
それは差別されているから。
差別されるから。
何故市街戦になったのか?
それは彼等が、三国人として日本人から無法な事を沢山したからです。
不法占拠は当たり前、今でいうみかじめ料も取りました。
そんな不法を認め、彼等の言い分を鵜呑みにして、今の状態を作ったのは、まだ占領下の日本であり、時の首相は大宰相と言われた吉田茂その人です。
リベラルの人達に私は言いたい。
人権派の人達に私は強く言いたい。
彼等が、何故通名を要求したのか。
それが創氏改名と同じだからです。
創氏改名とは、法律で認めた通名の事で、満州に進出した朝鮮の人達が、対中国人相手に強く出る為に求めたのが最初だと言われています。
その原因が万宝山事件で、これが満州事変から太平洋戦争に繋がりました。

差別されない為には判りますが、それならば他の方法で差別を失くす努力をし、自らのプライドの為に通名は止めましょう。
そう言って力を貸す事こそが人権派ではないでしょうか?

自民党は吉田茂氏を大宰相とし、派閥のルーツにもしていますから、これら在日の問題には関わらないでしょう。
しかし、リベラルとか人権派とかの人達でも、共産主義や社会主義を礼賛した過去があり、その立場がこれらの問題から目を背ける原因になっています。
だから幼稚なヘイトスピーチは失くならない。

私が紹介したいこの本は、保守を自認する西尾さんが安倍政権を批判した本です。
安倍政権は偽物の保守だという弾劾の本であり、真の保守の気概に満ちています。

私が先に書いた人権派に対するダブルスタンダード批判と同じです。
揺るがない信念とは?

保守とか革新とかリベラルとか人権派とかの枠を超え、是非とも読んで頂きたい。

薄っぺらなネトウヨ諸君はよもうとしないだろうが、それでも読んで頂きたい。

そう強く思います。

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