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2019年06月23日14:54

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大風呂敷・台湾とマーシャル諸島との同君連邦案

前提条件が1つあります。

象徴としての天皇は、神道の儀式で即位したとしても、それは古代からの慣習であり、
私達が特別な神道の信徒ではなくても、神社にお参りするようなものだと考えて頂きたいのです。
縄文以来の古神道は、日本人の生活に根付き、自然を大切にし共生する心でありますから、その古神道の象徴としての天皇であり、戦前までの国家神道とは別だと、そうお考えた頂きたいのです。
世界と日本国民の安全と幸福を祈る。
国民1人1人の祈りの統合であり、その祈りの象徴としての天皇だと……
歴史的にみても、日本の支配者というよりも神社の祭神のように、権力とは離れた位置にいた世界最古の家柄は、単純に戦前の国家神道と共にあり、『現人神』であり元首であった天皇とは異なります。
昭和21年元旦の『人間宣言』と後に言われた年頭詔書で、国民との紐帯は単に神話からでは無く、長い歴史から生まれているとされたように、戦前でも『天皇機関説』が否定されるまでは、昭和天皇のこの詔書の言う通りの状況だったのですから、私はそこに戻ろうと言っているのです。
ですから、これは憲法にも明記する必要があると考えています。
そして、附記として、象徴天皇を認めるか認め無いかという国民投票規定も盛り込むべきだと考えます。

世界的にみれば、天皇位とは皇帝位であり、王より格が上という事にもなります。
その実体が、縄文以来の日本人の心情に合う、祈りの統合としての天皇。
これが納得できる方だけ続けてお読み下さい。

私は以前、天皇直属の組織として政策を査察する仕組みを提案しました。
仮にこの組織を『枢密院』と名付け、ここが選挙公約などの政策を預り、政権がその公約から逸脱しないように監視します。
逸脱が酷いと判断した時は、是正勧告から退陣までの機能と権限を与えます。
勿論、政治は生き物ですから想像外の事態も起こります。
その場合に、それを想定していた政党があったなら、その出来事に関しての『暫定内閣』に近い権限も与えられる事にします。
枢密院の議員?達は名誉職とし、地域の推薦で選ばれ、その推薦名簿に名前を記入した人間は、推薦した議員?が何らかの犯罪を犯した時は、公民権の停止等の罰則を設けます。
天皇の直属機関ですから、終身か体調による退職の場合には、辞職願いは天皇に提出する事にします。
定員は旧国名で、昔のランクで1から5名。
推薦人は20人で、この推薦人は選挙でも良いとします。
この旧国名毎という意味は、微妙な気候風土や気質の違いがあるからであり、今は過疎地帯になっている地域を、改めて活性化するという意味もあります。


ここからが大風呂敷の始まりになります。

台湾とマーシャル諸島との同君連邦の話です。
日本が敗戦を認めた時の約束では、台湾や朝鮮半島を手放すという事でした。
そして、台湾も朝鮮半島もその段階では帰属が決まっていませんでした。
朝鮮半島はソ連とアメリカが占領し、それが南北朝鮮に別れたのは御承知の通りです。
台湾は、当時中国大陸を支配していた中華民国が接収し、台湾の人達を虐殺した2・28事件が起こったりしました。
中華民国は、その後国共内戦に敗れ、台湾に逃げ込んで今に至っています。
この逃げ込んで来た人達は外省人と言い、台湾の人達を本省人と言って、台湾内部でも微妙な差別があるようです。
この本省人の中には、台湾の原住民である『高砂族』と言われた人達も居て、この高砂族の人達は、高砂義勇隊として戦争に協力し、沢山の方が亡くなっています。
この中には、敗走した日本兵の為に食料を探しに行き、沢山の食料を持ったまま、自分は食べずに飢え死にした方が居たと、戦史に記録されてもい、横井さんの後で発見された中村さんという元日本兵の方は、この高砂族の方だったのです。
戦死や戦傷者、この中村さんのような方にも、日本は何等かの保障は出来ないままですから、それを知って頂くために書き加えました。
つまり、台湾は中華民国が実効支配はしていますが、法的根拠は無い訳です。

人口も面積も、台湾より日本の方が多いし大きい訳ですから、日本を主とした同君連邦を結成するのです。
台湾も中国本土の状況から、不安を感じている人達は多いと思いますから、日本が主導する形ではなくて、台湾の人達からの発意という形が望ましい訳です。
台湾としても、日本と連邦を作れるなら、中国の脅威はある程度軽くなる訳ですし、沖縄とは本当に近いから、沖縄の経済的活性化も期待が出来る訳であり、相互が補完できる関係だと言えるでしょう。

その前提条件として、日米安保条約と地位協定の改定は必須であり、日本が普通の国家として軍隊を持つ事も当たり前という事になります。
自衛隊の装備にもしっかり縛りをかけ、ミサイルの類いでも、破壊力に制限を設ける等の措置が必要だと思います。
例えば、敵の空軍基地を使用不能にするだけなら、ピンポイントで最低限の破壊をすれば良い事で、滑走路は離着陸出来ない程度の穴を開け、修理車両も壊せば良い事になります。
又、レーダーもレーダーの根元を破壊すればレーダーは使えない筈です。
爆薬の量は少なくても、本当にピンポイントで急所に命中すれば良く、そんな兵器なら防御用だと言えるのではないでしょうか。
同君連邦の議会は、設置は台湾の何処かでも良く、この議会の役割は、連邦各国の国内法との調整と外交の基本方針の決定など、欧州議会に似た形が望ましいかと思います。

マーシャル諸島との連邦は、ここがかっては日本領だった事と、温暖化によって国自体が海没の危機があるからであります。
日本が力を貸す事で、海没の危機が回避されるなら、旧宗主国としては、理想の形だと言えると思います。

同君連邦とは、天皇が国家元首だと認める国家の連合だと言う事で、イギリスに対するカナダやオーストラリア等の関係という事と同じです。
先に象徴天皇に対する国民投票の件を書きましたが、これは連邦各国が連邦を維持するかの投票と関連して実施すれば、しっかり民意も反映出来る訳です。

同君連邦という事が重要なのは、連邦としての一体感を求める場合に良い事と、連邦のトップを選挙で決める必要も無い事です。
選挙は民主主義に必要な条件ではありますが、当選や非当選でのしこりは残ります。
同君連邦ならそのしこりは無く、天皇家なら、世界最古の歴史がある名家ですから、元首としても申し分がありません。

細かな部分では、この大風呂敷は未完成ですが、同君連邦が世界的に広がったなら、日本という国家だけではなく、連邦各国にも経済的な安定をもたらすでしょう。

マーシャル諸島との連邦化では、以後の発展途上国とのモデルケースになるはずですから、慎重な取り決めは必要だと思います。
又、連邦各国に枢密院を設置する事で、新しい議会制民主主義の形を作る事にもなる訳です。

台湾なら先進国ですから、移動移住を慎重に自由化する期間は短くて良いと思います。

この大風呂敷は、実は南北朝鮮にかなりなインパクトを与えると思います。

日本人は真面目ですから、戦前の日本領に対して、インフラやら教育施設などを建設したりを、一所懸命に行いました。
南北朝鮮が批判している事柄と似た事が、新しく連邦に加わった後では、必ず起こると思いますが、その対応を世界が見る事になり、批判が正しいか的外れかを判断する材料にもなります。
それから、台湾やマーシャル諸島の人達は、公用語が日本語と現地語という事になりますが、日本人にも判りやすいように、日本語の姓名を用いる可能性があります。
これを正式に法的整備をする事で、在日の方が、幾つかの通名を使い分けている弊害も無くなります。
勿論、幾つかの通名を持って犯罪や犯罪まがいの行為をする方は、1部だと認識しています。
が、指定暴力団などにはこれらの人達が多いのも事実。
この通名問題は、直ぐに差別と関連して語られますが、台湾やマーシャル諸島の人達が日本連邦人になる為の法整備ですから、在日の初期に遡っても議論が出来ると考えています。

台湾が自主的に連邦へ参加してくれたなら、このような積年の問題にも解決の糸口が見付かります。
これは台湾でも同じで、本省人と外省人の蟠りも薄れる事でしょう。

後は中国との関係と、アメリカとの関係という事になりますが、日米安保条約を堅持する事で、アメリカとの関係がギクシャクする事は考えられません。
米中経済戦争中の今なら、アメリカには願ったり叶ったりかも知れません。
ただ、中国の力が衰えた時、台湾でも様々問題が生じる可能性がありますから、連邦維持の国民投票が意味を持つ事になります。

中国との関係はどうか?

台湾が自主的に連邦へ参加したいと言った場合では、中国も手出しは出来ませんが、日本が中国に進出した企業については、有形無形の圧力はあるでしょう。
ただ、中国の経済的発展は、進出企業からの強制的な技術情報の提出・取り上げに負う部分も大きい訳ですから、米中経済戦争により、中国から撤退する企業が増えたら、中国の経済発展は陰りが出る可能性は高いと考えています。
20世紀初頭の中国の歴史を考えた時、ヒトラーの我が闘争の日本批判こそ、中国に当てはまると考えています。

この大風呂敷は如何でしたでしょうか?
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