絵に描いた餅でも・・

成熟し住み良い社会ってのは
不都合を逐一
ルールで縛りペナルティを設け
管理抑制する事では手に入らない

もっと
シンプルに人間個々の品格で
明文化されたルールが無くとも
スムーズに物事が成されていくことこそが
社会と呼ぶにふさわしい

物事の裏を突こうだとか
定めがなければ何をどうしようが自由だとか
即物的な判断価値が大手をふって歩く現代では
理想的な社会など
手に入ろうはずもない

「鍵」は一人ひとりの”品格”でなされる
穏やかでさりげない「おもいやり」によって
支えられる、いや、支えあう社会

と、まぁ言葉にすれば容易く
現実的には途方も無く夢に近いシロモノ
今の日本人には望むべくも無い
それでも
ひと昔前の日本人には
限りなくそれに近いことが出来ていた
時期があった事実がある。
理想とする姿に必要なものが
「ルール」やら「ペナルティ」では
あってはいけないと強く思う

人間はサーカスにいる動物のように
エサにつられ
鞭に怯え
操られるものであってはならない

だからといって
私の頭の中に「特効薬」があって
こうすべきだ！と主張するものがないのは
悔しいが
出来るはず、手にはいるはずと思いたい

このニュースに触れて
うすらぼんやりと
そんなことを想った。。。


■温泉宿、無断キャンセルで被害250万円　同一人物か
(朝日新聞デジタル - 01月20日 12:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5941889