全国一斉休校、もう少し早い時期に判断して欲しかった

西武池袋線の駅に近づいたら、ものすごい数の女子中学生と女子高生が大きな荷物を重そうに持って駅に向かって歩いていました。
地元の私立女子中学高等学校が11時に休校したことによる一斉下校でした。

中には「学校に忘れ物をした！」と絶叫している子もいました。学校はロックアウトをしたようで、忘れ物を取りに戻る様子はありませんでした。
彼女たちの持ちきれないほどの大きな荷物を見ていると、慌ただしく荷造りしたことがうかがえました。

学校から駅までの要所要所には学校の先生が立っていて声をかけていました。ホームは女学生で溢れ、やはり先生が声をかけていました。

全国一斉休校ついて、朝日新聞は「感染防止効果は？」と傍観者のような評論記事を書いていますが、そんなことを言っている場合ではありません。
私は一斉休校に異を唱えるものではなく、女学生たちの一斉下校に遭遇し彼女たちの様子を見ていたら、せめてもう少し判断が早ければと思ってしまいました。

厚労相は23日の専門家会議のあとの記者会見で専門家会議のパネルを使って集団感染の防止に対策を切り替え、ピークを抑えピークをずらしたいと言っていましたが(下記日経新聞の記事参照)、一斉休校の要請に時間を要した感は否めません。

厚労相「流行ピーク抑えたい」　新型肺炎、拡大の移行期: 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO55991750T20C20A2CZ8000


■全国一斉の休校、感染抑止効果は？　医師も見方が割れる
(朝日新聞デジタル - 02月28日 07:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5989591