いやちょっと待って欲しい

■首相「改憲、必ず私の手で」　名簿は「適正に廃棄」強調
(朝日新聞デジタル - 12月09日 21:26)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5895623
安倍氏の悲願であるのはわかるが、短兵急にことは急がぬほうがいいと思う。
安倍政権下で、改憲が議論の俎上に載っただけでも、意義があったのではないかと思う。
改憲のかをおくびにでも出そうものなら、平成の猛女、田嶋陽子女史がヒステリー起こしてた時代を思うと、隔世の感がある。あの人は人民解放軍が首都を包囲しててさえ、抵抗派を「マッチョははずかしいよ」とか馬鹿言ってそうだが。
私は、憲法が金科玉条の如く守られるべきものだなどとは、これっぽっちもおもってないし、戦後70年、アメリカに押し付けられたという面をうまく利用して来た面も確かにあるとは思う。
護憲派の何が気にいらないって、憲法って、国民と国家のありようを規定するものであるはずなのに、それを国民に関与させないってのが気にいらないんじゃ。
議題になりやすい、９条についてだが、９条があるから周辺国に舐められるなんて意見もあるが、ホントにそうか？
そういう輩は基本的に核武装賛成だったりするから、聴き返してやるといい、「じゃあ、北方領土はロシアのもので、尖閣は中国領なんですね？」と。ロシア様も中国様も核持ってるんだから、言うこと聞かないと。
核の有無じゃないし、９条の有無でもないんだよ。結局、主権者たる我々がどれだけ、政治的課題に関心を持ってるかどうか、なんだよ。
憲法だって、そうなんだよ。政治的課題に関心を持って、現憲法では、現状に対処できないから、変える、現状でも対処できるから、変える必要はない。それでいいんだよ。
首相「改憲、必ず私の手で」って、改憲が目的になってるように思えていかん、目的と手段をはきちがえないことをお願いしたい。アメリカが世界の警察を辞めた今、不安定な国際情勢を乗り切るために、改憲が必要かどうかということであって、まず改憲がありきというのは違うと、流石の私も思う。