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2022年04月24日10:50

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2022年春アニメ雑感 〜 SPY×FAMILY

あちこちでちょいちょい名前を聞く「SPY×FAMILY」遅ればせながら観てみた。
なかなかおもしろいし、なによりキャラがいい。
これは完走軌道かな。

ところで、この主人公の声、かぐや様の白銀会長の声だと思ったんだけど、エンドロールみたら俺ガイルの比企谷くんだった。そして白銀と比企谷の中の人は別人だ。
それを知ったうえで、第二話を観たんだけど、やっぱり白銀くんに聴こえるw
声質はなるほど比企谷なんだけど、話し方が白銀そっくりなんだよ。

閑話休題。
正直、スパイ物のアニメって、あんまりおもしろくない、ってのが個人的見解だった。
多くは、スパイ×異能の組み合わせで、必然的にシリアス気取りのええカッコしいになるわけなんだけど、その厨二病の拗らせ方が中途半端で届かないし、見てて痛い。

この方向性で成功したのは「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」くらいか。
そもそもDTBがスパイ物であるかはビミョーなところだけど。

残りは、スパイ×女子高生。こっちはだいたいもっとダメ。
主要メンバーを女子高生にし、テキトーなシナリオとアクションが加わって、とっ散らかった印象しかない(個人の見解ですw)

そんな偏見下で観て見解を改めたのが「Princess Principal」
しかもこれ、ソシャゲと同時進行のメディミックスでさ、余計に「どうせつまんないだろ」と思ってたんだけど、すいません舐めてました。スロースターター気味だけどこれは良作でした。
脚本がルルーシュとかプラネテス手掛けた人なんだよね。作画もきれいだし〇

そんなわけで、スパイ物って幅が狭いなって印象だったところに「うさドロ」的養女(幼女)要素をぶち込んできたのが、この「SPY×FAMILY」
アニメにおいて養子ってのは珍しくない。異能もそう、スパイに殺し屋もそう。

組み合わせと、キャラの味付けの妙だと思う。
主人公は非情ぶってるが、なんだかんだお人好しだし、コミカルだし。
養女は、超能力、暗い過去、けなげポンコツ。
けっこう王道。タイトルは「SPY×FAMILY」だけど、スパイのほうがサブだと思うw

ここに奥さん役のヨル(殺し屋、世間ズレ)が加わるんたけど、次回以降のお楽しみ。
殺し以外ポンコツな感じがぷんぷんするので、主人公は苦労するだろうw
養女の能力が読心なのもポイント。

探せばどこにでもある要素なんだけど、組み合わせ方がうまいなあと思った。
未見の人は試しに見てみてはどうだろうか。

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