2019年8月3日
Z200 下栗の里 いっ福 詣 ツーリング
通年ならば、山菜の春と栗御飯キノコの秋とで
必ず訪れることにしている
下栗の里の いっ福。
http://tohyamago.com/stay_and_eat/ippuku/
今春は顔面神経麻痺発症のために機会を逃してしまったので、
ぜひ行きたいな。と思いました。
先日オーバーホールを終えたZ200。
車格は小ぶりですが、法的にも高速道路にも乗れますし、
400km程度の慣らし運転を終えて、
オイルフィルタとオイルを交換したばかりでしたから、
本稼働としては、お誂え向きです。
8月3日 3:30起床
クーラーなしでは眠れないほど蒸し暑さで寝不足ぎみ。
4:00出発 辺りはまだ真っ暗です。
24時間営業の江戸切そばゆで太郎で朝食。
蒸し暑つく食欲がなかっので、
鬼おろしそば460円を頂きましたが、
値段の割に旨いとは思いませんでした。
次回は普通の蕎麦にしよう。
オトナの選択で厚木インターから東名高速を利用。
足柄から御殿場の間で上空が真っ黒でまたもや霧雨。
裾野まで頑張れば止むだろうから
レインウェアを着ずに強硬。
何となく海が見たかったので海沿いの旧東名に進路をとる。
結局伊豆方面はドンヨリとした雲に覆われて
あまり良い景色とは言えませんでしたが
由比辺りは海も近くて気持ちが良いなと。
清水Jctから新清水Jctへ海を背にした上り坂。
やっぱり200ccでは非力で厳しいですね。
速度が上がらない。。。がんばれZ200！
6:50
静岡SA
63,050.4km
157km 5.2L 燃費30.2km/L ＠155円
7:30 森掛川で降りる
厚木〜森掛川 3,410円
お財布には厳しいですが、時間を稼ぐため仕方ないですね。
県道58号で国道473号に出て、国道152号線に合流、
あとは天竜川沿いに登ります。
第二天竜川橋梁（夢のかけ橋）のアーチが映る湖面が見えると
天竜川に来たんだな。という実感がわきます。
いつもはそのまま国道152号を進みますが
今回は、まだ時間があるので、
ちょっと佐久間ダムに寄ろうと思いました。
県道1号線(静岡〜愛知〜長野)に入り、
ダムに向かって登っていきます。
あっけなくダムに到着しました。
ここに来たのは25年ぶりくらいになります。
GPX250と一緒に写った写真があるので間違いありません。
それなのに、この道や景色には全く記憶がありません。
ダムから先のトンネルは、
対向車とは交せない狭さで、長くて暗く、
おまけに路面は水浸しで、雨天走行と変わらぬ状況です。
「オートバイを汚したくない派」には最低の道です。
泥ん子になりました。
側面に目をやると素掘りのような地肌です。
涼しい、というか寒いくらい。これは良しとしても、
佐久間ダムは戦後を代表する大型ダムで
殉職者も多いと聞きます。正直、薄気味悪い感じがしました。
果たして、この不気味なトンネルも、全く記憶にありません。
20歳代の私は、この威圧的な気配を何とも思わなかったのでしょうか？
鰻樽トンネル、丸山トンネル、松島トンネルと抜けると、
後は普通の山間部にある屈曲路になります。
湖岸道路と書かれていました。
タイトなブラインドコーナーの連続になりますが、
峠道にありがちなアップダウンがほとんどないので
非力ながら車重が126kgしかないZ200では、
チョコマカ走れて最高に楽しいコースです。
低速屈曲路が得意のZ750ツインでも同様に、
とても楽しいコースでしょうが
単車が汚れるので絶対に嫌です。
因みに重量級ツアラーのGX750�兇任蓮�
これはしんどいコースになりましょうね。きっと。
さて、漆島川を渡ると、分岐になります。
左折は県道４２６号線で津具、豊根方面とあり、
国道１５１号線に出られるとありましたので、
とても興味があったのですが、
今日は佐久間ダムツーリングと云うことで
右折の県道１号（湖岸道路）で飯田、平岡方面で進みました。
註：もし再訪するなら平岡側から来た方が汚れないと思う。
マピオン(Googleよりも橋などの情報が出ている)
https://www.mapion.co.jp/m2/35.129206818216005,137.7899747222222,16
湖岸道路が国道418号線と合流して
天竜川を渡る橋、天竜川橋を渡ります。
長野県下伊那南部建設事務所HPより
https://www.pref.nagano.lg.jp/nambuken/jigyo/shuyojigyo/tenryugawa.html
(国)418号は（国）151号と（国）152号を結ぶ幹線道路であり、また愛知県への重要な基幹道路でもあります。
しかし昭和30年に架設された現橋は、老朽化のためコンクリート桁への鋼板接着や補強桁などの修繕を繰り返しています。
また、幅員狭小、取付道路の線形不良、14t荷重制限などにより、円滑な交通に支障をきたしています。
さらに、佐久間ダム設計洪水量から、当橋梁の桁下高の不足により、直上流左岸側が重要水防箇所として巡視対象箇所となっています。
このため、当該箇所を整備することにより、円滑な交通の確保と、生活道路としての快適性・安全性の確保を図ります。
平成30年度は、橋脚工本体を施工するための仮設土留工の工事を進めています。
既にに橋の架け替えの工事が進んでいます。
土木研究史 第20号 長野県の歴史的橋梁の現状について より
鋼トラス橋
開通年：1955年 橋長x福：232.4x4.5 径間数x支間長：3x60.0 曲弦ワーレン
この、天竜川橋は、鶯色のトラスが美しい橋だと思います。
そして、前述のGPX250ツーリングで、この橋のたもとで野宿をしているのです。
この景色だけは覚えていました。
いずれ取り壊されてしまうのでしょうね。
11:00
飯田市上郷別府 恐ろしいくらいに暑い。。。
63,218.8km
166.2km 5.1L 燃費32.6km/L
下栗の里 いっ福 にて昼食。
此処の天婦羅と清水で淹れた珈琲は抜群のおいしさです。
女将の百恵さんも非常にお元気そうでした。
食事を済ませたら直ちに帰宅です。
兵衛峠の長野県側は相変わらず
所々で道路が河のようになっています。
ガソリンスタンドのおじさんの話によれば
現在、国道474号 三遠南信自動車道（青崩峠道路）のトンネル工事が
578億円を投じて進み、調査抗は貫通したとか、しないとか。
いずれは、この峠もいずれは廃道になるのでしょうね。
http://www.cbr.mlit.go.jp/iikoku/seibi/sanen/aokuzure.html
秋葉山本宮秋葉神社入口の春野という場所で
「青ねり」という郷土和菓子があるのを以前から知っていましたが
いつも横目で通過していましたが
今回は店舗に立ち寄って購入してきました。
今は2軒だけがこのお菓子を作り続けているそうです。
http://www.at-ml.jp/72050/%E5%95%86%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B/
県道58号を進み、県道63号で川根方面を目指します。
道幅が狭くて車も少なく面白いコースですはありましたが
いつも利用する国道473号の方が景色が楽しめます。
最後に大井川の河口が見渡せる丘に登りました。
お茶畑の脇道で、大型バイクでは一寸入りたくない道ですが
Z200なら躊躇なく入れます。
雄大な景色を眺めながら小休止。
すがすがしい風が気持ち良い。
自分で腰上オーバーホールをした事も手伝って
チョットした達成感ですね。
Z200はおチビさんだけれども、ビッグな奴ですよ。この子は。
いいねぇ。
下り坂の押し掛けでクラッチが滑る事、
クラッチレバーの引きシロが少ない事から
恐らくクラッチ版とクラッチスプリングの摩耗か。
これは宿題。
16:30
島田市金谷
63,399.8km
182.9km 5.4L 燃費33.7km/L ＠139円
ここから、東名高速で帰ります。
最高速アタック
第２東名には120km/hの試験区間があります。
KZ200Aのスピードメータは最高速度が130km/hまで目盛りがありますが
引っ張れるだけ引っ張ってみようと思いました。
レッドゾーンが9,000rpmに対して
7,000rpmを超えたあたりで110km/hくらいですか。
まだまだ伸びる感じでしたが、
急にガス欠のような失速がありビックリ仰天。
こんな所で止まったら大変と、90km/h巡行に戻しました。
小さなバイクで高速巡行していると
一生懸命走っているのが判ります。
GX750�兇覆匹任麓�分を単車に任せてしまって走る感がありますが
小型車ではその気楽さと云うか、気を抜く暇がない感じで、
非常な疲労を伴います。
それはもう、一生懸命に走っている感じ。
原チャリで伊豆半島を一周する、あの感じですね。
その代わり、チョットした脇道や河原に気兼ねなく
降りていける、Ｕターンが全く苦にならない
などのメリットは大きいですから
甲乙つけがたいですね。
高速道路での移動中はともかく、
現地到着してからの下道でのお気軽さと面白さは
これは小排気量車は格別ですね。
振動のせいか、パニアケース破損に気が付きました。
なんと、パニアケースの蓋をロックする
留め金のバネが折れてしまい、金具が半開きになっています。
まぁ、ケースの蓋が開くことはないでしょうが気持ちが悪いです。
高速で橋桁のジョイントを通過する度に後ろを振り返り
金具が開いていないか確認しながらの走行になりました。
これも直さないと。
東名高速
金井〜厚木 18:30 3,140円
19:23
63,577.2km
177.2km 5.2L 燃費34km/L
本日の総走行距離 683km
気温データ
御殿場 最高温度31.3、最低温度23.8
川根本町 最高温度33.5、最低温度22.9
服装 ワークマンの夏用ジャケットのみ
兼防寒用レインウェアは未使用だった。
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