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2018年11月17日23:44

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Snap-onじゃないけれど Willams Tools vs Wera

お世話になっているバイク屋さんに
クラウザー用のキャリアステーを
ワンオフでお願いするも、
レーサー製作などに多忙な様子で順番待ち。
1年越しで漸くZ200の順番が回ってきた訳です。

それで、Z200の再始動に向けてボチボチ作業中しています。
先日、ポイント点火時期の調整をしにバイク屋へ行った際、
#3サイズのプラスドライバーを持参するのを忘れてしまいました。
本当はプロの工具を借りるのは、ご法度なのですが、
失礼を承知で借用しました。

社長済みません、ドライバーを忘れてしまって。
申し訳ないのですが貸してもらえませんか。(反省。反省。。。)

んん~? ホレッ。

手渡されたスクリュードライバーは、
Snap-on製のたぶん3世代くらい前の黒柄のモデルで、
ズッシリと手ごたえのあるドライバーでした。

最近のボクはwera製を愛用しています。
軽く握りやすく、滑りにくく、
何しろカミングアウト、即ちビスを舐めにくいのが
とても気に入っています。

Snap-onと云うと
ぶ厚いメッキのキラキラのミラーツールで
壊れたら永久無償交換だとか、
絶対にボルトを舐めない面接触のFLANK DRIVEで、
特許期限が切れたとたんに日本の工具メーカが一気に真似したとか、
貧しい日本のメカニックにとって憧れの工具だったとか、
昔から色々な話を聞きます。
そう云えば、昔々、メカニックの卵だった知人が
彼女からSnap-onのドライバーをプレゼントしてくれたんだと云って
目をキラキラさせて自慢していたなぁ。。。。。。
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いや、別に。。。
昔は良くバンが店にやって来て便利だったからさ。
でも、最近はメッキの質が落ちたよな。

これが、社長のSnap-onを使っていた理由だそうで。

しかし、長年使い込まれた工具の
風格のと云うか、何気ないオーラは凄いモンですね。
たぶん、ネジの舐めにくさとか
グリップの握りやすさは、
ソフトグリップと呼ばれるモデルチェンジした新しいモデルや
ボクの使っているWeraの方に分があるのだと思います。

でもね、趣味としてのバイクいじりや
そのための工具。と云う観点で見ると、
この、黒柄のSnap-onの魅力はタダモンじゃない訳ですね。

一寸握っただけで、う〜ん。これは良いなぁ。
と、一発で参ってしまいました。


しかし、今は既に廃番になっているモデルですし、
ドライバーのブレードが劣化した中古では
活用する工具として要を成しません。
仮にデッドストックが見つかったとしても、
そうでなくても高価なSnap-onですから、
とんでもない金額になるのは容易に想定できます。


そんな折、インターネットで眺めていると
一寸興味深い情報を得ました。

Snap-on社は、
Joseph Johnson と William Seidemann が、1920年に創立し、
"5 do the work of 50"の宣伝文句で有名な
組み合わせ脱着が可能な5種類のハンドルと
10個のソケットを製造販売したのがスタートの様です。
このSnap-onを端に発しバリエーションが増え企業も大型化し、
モンキーレンチで有名なBACOをも吸収合併しています。
そのグループ傘下にWillams Toolsを見つけました。

http://www.williamsindustrialtools.co.uk/
James Harvey Williams と Matthew Diamond によって
Snap-onより古い、1882年に創立された工具メーカです。
1993年にSnap-on社に買収され、
2011年にSnap-on Industrial Brandsに社名が変更された。
のだそうです。

ここの、
「Williams hard handle screwdrivers」は
黒柄のSnap-onのスクリュードライバーそのものではないか?!
実は、Willams Tools社がSnap-on社向けにOEM供給していたのでは?!


刻印はSnap-onではありませんが
今でも黒柄のスクリュードライバーが購入できる。
AMAZONでは
6 PCS PHILLIPS SCREWDRR SET (100P-6PD) が¥8,247。
これはお買い得ではありませんか?

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