さて、飲む、打つ、買うだった私の父は入院しても競馬新聞を片手に競馬を続け、死ぬまで競馬をやめませんでした。
マイネルキッツが勝った春天で20万馬券を当ててその2か月後6月下旬にこの世を去ったのですが、病院から持って帰る荷物の中に春天の次の日のスポーツ紙がたくさん入っていました。よっぽど嬉しかったのでしょう。冥途の土産とはこのことです。
競馬は頭さえしっかりしていれば最後の最後まで楽しめる娯楽なので、ボケなければ私も楽しい老後が過ごせるはずと思って続けています。
でも、最近はあと何回できるかなー、あと何回やれるかなーと、ダービーの回数を数えるようにもなりました。
特別給付金ももらえるようなので来週の宝塚記念はがんばりましょう。
函館スプリントS
さて、前半も残り少なくなってきましたので、少しでも荒れる確率が高い函館スプリントSを今週のレースに選びました。
去年は禁止薬物の影響をもろに受けて7頭立てになりましたが、それでも荒れました。
今年、1番人気のダイアトニックは前走、重馬場の高松宮記念3着に入りました。
G1で好走しましたが、今回斤量58キロで出走してきます。
見えない法則の人気を裏切るパターンの1番目にあるのが前走、高松宮記念の好走馬です。
まず、前走ピークに仕上げられて、どうしても一回は馬体が緩んでしまうことと、やはり重たい斤量を背負っての出走になることなどが重なり、馬券外に飛ぶことが多いパターンです。58キロで馬券になる馬は同じ斤量で重賞勝ちがあるか、函館、札幌の重賞勝ちが必要です。
前走、高松宮記念組の人気馬ではダイアトニックの父ロードカナロアが1番人気で2着に入ったぐらいですから、ダイアトニックが初の58キロ、初の洋芝でどこまでやれるのか心配しかありません。
ジョーマンデリンは前走、先週行われたUHB杯ハンデ戦を勝ちました。
牝馬54キロは重たいハンデでしたが、先行して押し切りました。
今回、同じコースで行われる函館スプリントは別定条件ですが同じ54キロで出走できます。
ハンデ戦よりも他の馬の斤量が重くなるのでこの馬にとっては有利です。
連闘ですが、この馬は調子が良いときは間隔が詰まっているほうが良いとの判断でしょう。
函館の過去4戦を3勝、2着1回という良績が固まっている馬なので、洋芝適正を含めてこの馬を本命でいきます。
開幕前半で好天に恵まれた函館競馬場でもなぜか最後は差し馬が突っ込んできます。
初の洋芝ですが、オープンに上がってから好調な競馬が続いているヨハネスブルグ産駒のエイティーンガールが最後に突っ込んでくると思います。
血統を見てもおそらく洋芝は得意な馬だと思います。
他に洋芝適正では
去年4着のダイメイフジ
1番枠のスリーケープマンは札幌で2勝
去年のキーンランドC4着のライトオンキュー
札幌のオールスタージョッキーズで勝ったアリンナ
◎ジョーマンデリン
〇エイティーンガール
▲ダイメイフジ
△スリーケープマン
△ライトオンキュー
△アリンナ
△ダイアトニック
さて、先週から発売を始めました「見えない法則全重賞」最終号のほうもよろしくお願いします。全重賞はこれが最後ですので、是非お手元に置いておいてください。
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