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2020年05月30日09:57

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コントレイルに死角はないのか

クラシック最強だったノーザンファームが苦しんでいます。

前週のオークスでは3着までに一頭も入ることができませんでした。

優秀な繁殖牝馬を多く持ち、社台スタリオンには煌めく種牡馬が並んでいる社台グループに何が起きているのでしょうか。



ディープインパクト亡き後、中心になる種牡馬が定まらない中で、ノーザンファームは去年も落としたダービーを今年は9頭出走させて何が何でも獲りたいところです。



ところが、無敗の皐月賞馬コントレイルはノースヒルズの生産馬です。

正直なところ、血統を見るとどうしてこの馬がこんなに強いのかわかりません。

母が短距離の未勝利馬ですし、兄弟がみんな短い距離の下級条件馬なので距離不安もありました。

しかし、ディープ他サンデー系と母父アンブライドルズソングの組み合わせはよく名馬を生み出します。プリンスキロのクロスが良いのか?本当に血統は何年勉強しても奥が深くて底が見えません。



コントレイルは皐月賞で一頭だけ大外からマクリ上がり、先に抜け出したサリオスを半馬身差し切りました。

父ディープインパクトを彷彿とさせる走りでした。

内を通ったサリオスと大外を回したコントレイルでは走った距離が違いすぎるので、実際の着差はもっとあるはずです。



コントレイルの上がり持ち時計は東スポ杯で出した33秒1で今回の出走メンバーの中では全距離上がりの持ち時計1番手を持っています。サリオスも上がりの持ち時計では33秒1を持っているのですがスローペースのマイルで出した時計なので、コントレイルを上にとっています。



現状、展開がスムーズであればダービーでコントレイルが負けるイメージはありませんよね。

ところが、皐月賞の勝ち馬はダービーをなかなか勝てないジンクスがあります。

去年もサートゥナーリアが4着に敗れましたし、エポカドーロが2着、アルアイン5着、ディーマジェスティ3着など切れ味勝負で惜敗するのがパターンです。

ただ、今回は上がり時計1番手ですから、問題なさそうですが…。





サリオスがコントレイルに勝つためにはスタートの悪いコントレイルよりも前で競馬をして同じ上がりの脚で直線勝負に賭ける展開を作り出すことです。

そのためにはスローペースが必要です。

ダービーでよく前の馬だけで決まることがありますが、坂のある2400mは体力をできるだけためて最後の直線勝負に賭けるので、騎手は途中で動きづらいのです。

そのため、スローペースに落とすことができればその術がハマることもあります。

私がノーザンファームならコントレイルを団子状態の内に閉じ込めてサリオスが先に抜け出せるようにしたいところです。

オークスではデアリングタクトがかなりマークされて追い出しが遅れたように、福永騎手にチョンボがないとは言い切れません。



サリオスの母はドイツのオークス馬で母父はデインドリーム(凱旋門賞馬)の父ロミタスです。

2歳G1朝日杯FSを勝っているので、短距離型に見えますが、血統だけを見ればダービーに向いているのは圧倒的にサリオスです。

例年、皐月賞の勝ち馬がダービー馬に勝てないジンクスが続いているのであれば、サリオスの大逆転はあると思います。





狙いたい馬は外枠に入ってしまいましたが青葉賞2着のヴァルコスです。

この馬は青葉賞で面白い競馬をしました。

スタートで中団後方につけましたが、向こう正面でスパートを開始、残り800mの地点では先団4番目までポジションを上げていました。直線でも脚が衰えず最後に差されて2着でしたがスタミナと長い脚が使えることを証明しました。高速馬場でしたが時計も2分23秒0と、例年の勝ち時計に近い数字を出しています。騎手も同じ三浦皇成ですから今回、同じ競馬がハマれば外枠でも大穴をあけてくれるかもしれません。





ダービーは圧倒的に内枠が有利です。

コントレイルが出遅れたり、上手く外に出せなかったときのために前にいる内枠の馬に注目です。

ワーケアのファミリーラインにはシーオブクラス(愛オークス、ヨークシャーオークス、凱旋門賞2着)がいる名血ファミリーです。

東京では2戦2勝、上がりの時計も33秒2と3番目の時計を持っています。

ホープフルSの後に騎乗したルメールが「距離はもっと長いほうが良い」とコメントしています。

ルメールは皐月賞5着サトノフラッグではなくワーケアに騎乗してきたことから東京の2400mではこの馬のほうが良いと考えているのでしょう。





ダーリントンホールは同じファミリーラインにヌーヴォレコルトがいます。注目したいのは母父のピヴォタルで、この馬が母父に入ると複勝率が上がります。

血統だけ見ると重たそうですが、むしろ速い時計のほうが得意みたいです。

上がりの時計では微妙ですが、前に出していけば3着はあるかもしれません。


皐月賞を2番手先行して4着のウインカーネリアン

皐月賞3番手で先行して惨敗した後、プリンシヴァルSに勝ったビターエンダー


最後にダービーの1番枠は複勝率60%なのでサトノインプレッサを押さえておきます。





◎コントレイル1s

〇サリオス16c

▲ヴァルコス2f

△ワーケア14f

△ダーリントンホール3d

△ウインカーネリアン13e

△ビターエンダー1g

△サトノインプレッサ11a
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