きさらぎ賞
この時期の京都コースは時計がかかる状態なので、馬場適性のある馬が有利になります。
陣営もそのあたりは良く分かっているので、ダート馬やダート血統、母がダートの重賞馬などが出走してきます。
一番使用できるのはノーザンファームに池江厩舎で、過去10年(4,1,2,1)複勝率87%なので軸には最適ですね。1番人気のアルジャンナはディープ産駒で、母のコンドコマンドは北米のダート1400mのG1を勝ったこともあります。近親には日本のクラシックで活躍した馬もいますから血統的にはこの時期に走れそうです。
問題は後方からの競馬になるので、間に合わなければ前走の東京スポ杯のように勝ち馬に0秒8の大差をつけられました。時計のかかる馬場も気になりますので軸にしてもマルチが妥当かもしれません。
2番人気のギベルティはオルフェーヴル産駒ですが、オルフェーヴル自体がきさらぎ賞では3着に敗れています。近親にミッドサマーフェアがいて前哨戦では活躍しました。
ただ、この馬の新馬戦はスローすぎて力がわかりません。血量からもスタミナ、スピード共に不安があります。
ストーンリッジはベルキャニオン、カミノタサハラ、マウントシャスタの全兄弟で、ベルキャニオンは2月の共同通信杯2着ですからこの時期は強い一族かもしれません。
この一族も前哨戦までは良く走るので、母父フレンチデピュティの道悪の鬼脚がさく裂するかもしれません。
グランレイの朝日杯フューチュリティステークス3着は立派です。近親にダイワキャグニーなどがいる一族で、1800mが得意な一族とみます。
アルジャンナに勝つとしたら実績的にはこの馬が有力に感じます。
面白いのは1番枠のコルテジアです。
この馬は父シンボリクリスエス、母父ジャングルポケット、母方にサンデーもあり主要血統が集まっています。スタミナは抜群ですがスピードが足りません。速い馬場では凡走しますが重たい馬場は大好物です。スタミナ勝負になれば粘りそうです。
洋芝で勝ってきたサトノゴールドまで買いたいと思います。
◎アルジャンナ
〇グランレイ
▲コルテジア
△ストーンリッジ
△サトノゴールド
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