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2019年12月28日10:57

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ホープフルSでノースヒルズの馬が勝てるのか

さて、有馬記念が終わってからもう一つG1があるということになかなか慣れません。

本当に蛇足感がぬぐえませんが、ホープフルSで一年を占めたいと思います。



このレースは重賞になって4年、G1になって2年経ちますが、1番人気が3勝、2着1回と、頭が固いレースですが、勝ち馬はノーザンファーム3勝、白老ファーム1勝とすべて社台グループの馬に外国人騎手が騎乗した馬です。



そして、今回の一番人気はノースヒルズが生産したコントレイルです。

騎手は福永ですが、単勝2.3倍の1番人気に推されています。

東スポ杯でとんでもないレコード勝ち、後続を突き放した強い勝ち方を見せたのがその理由ですが、私は素直に反応できません。



この馬は1号族s記号、祖母フォークロアが米G1BCジュヴェナイルフィリーズ ダート1700m を勝っている2歳チャンピオンですから良血にまちがいありません。

しかし、「兄や姉がだんだんと短い距離の馬になっていったので、距離が延びても大丈夫なように注意して調整していきたい」と陣営が話していたように兄や姉が1400m以下の馬でした。

前走後の矢作調教師のコメントでも「厩舎も福永騎手も1800mがギリギリと話していたので、想像を超える走りでした。でも2400mはどうでしょう」と、話しているように馬体や気性面をみてもダービーを狙う馬ではないようです。

この馬の血量で目立つのはプリンスキロの3.32で、ある程度は走るでしょうけどこの馬がクラシックの主役になるとは思えません。



2番人気のワーケアはノーザンファームの生産馬にルメール騎乗とこのレースの王道です。

この馬の母チェリーコレクトはイタリアのオークス馬ですが、この母の牝系には2018年の凱旋門賞でエネイブルの2着に入ったシーオブクラス(愛オークス、ヨークシャーオークス)がいます。そういう意味ではクラシック牝系ですがまだ日本では活躍馬がいません。

ただ、父がディープインパクトよりはハーツクライのほうがスタミナはありそうな感じです。時計勝負にならない中山なら力は見せそうです。



3番人気オーソリティはサンデーサイレンスの3×4奇跡の血量18.75%です。

父オルフェーヴル母父シンボリクリスエス、祖母にシーザリオ近親には去年の勝ち馬サートゥナーリア、エピファネイア、リオンディーズがいる名血です。

本来ならこの馬が1番人気になっていいほどの血統ですが、時計がたいしたことないということでしょうか、評価は低いですね。しかし、サートゥナーリアもそんな感じで勝ちましたので、この血統は侮れません。



ここまでは人気の3頭なので、これで決まってしまっては正月の餅代にもなりません。



まず、ノーザンファームがオイシン・マーフィーを載せてきた馬がヴェルトライゼンデです。

ワールドエース、ワールドプレミアが兄弟ですが父が違います。ここ2戦は道悪競馬で勝ってきましたから時計のかかる中山は大丈夫そうです。このあたりの馬が勝ってくれると面白いですね。



今回、穴馬は1頭だけ、ガロアクリークを押さえたいと思います。

まだ東京の2000m新馬戦だけですが、瞬発力では1番手なので、スローペースになればハマるかもしれません。上がり勝負でも上位の脚を見せそうです。牝系は2017年2着のジャンダルムと同じファミリーナンバーなので穴走りを期待します。

今年一年、お付き合いいただきましてありがとうございました。

ノーザンファーム1強時代で、競馬に対する熱がどんどん冷めていくのですが、来年もよろしくお願いします。





◎ワーケア

〇ヴェルトライゼンデ

▲オーソリティ

△コントレイル

△ガロアクリーク
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