阪神ジュベナイルフィリーズ
先週も人気3頭で決まってしまい、もう予想する時間がもったいなくなるようなレースが多いですが、今週もそうなってしまう恐れがありますね。
それでも、2歳戦ですから常に穴目を狙っていきたいと思います。
香港国際競争のおかげで、有力外国人騎手とルメールまで香港にいってしまったため、居残り組は大きなチャンスがやってきました。
ところが1番人気のリアアメリアはなかなか強そうです。
この馬の牝系は日本では活躍馬が少ないアメリカンファミリーなのでクラシックまではどうかと思いますが、母がカナダ、母父が北米のそれぞれ2歳チャンピオンです。2歳戦に強かった両親の子ですからどう考えても今ならピークの能力を発揮することができそうです。
したがって早熟なリアアメリアを切ることはできませんが、人気ほど抜けているとは思えません。
私の本命は前走一番強い競馬をした2番人気のクラヴァシュドールです。
牡馬混合で行われたサウジアラビアロイヤルカップでは勝ち馬サリオスを一度は交わしかけたように高速馬場でレコードに0秒2差の惜しい2着でした。
新馬戦ではスローからの瞬発力勝負にも対応できますし、牝鶏血統には同じラインに桜花賞馬マルセリーナがいる一族です。
阪神競馬場は先週、速い時計が連発したように超高速馬場ですから、先行してガーッと行けば止まりません。同じコースで行われたリゲルSはそのために先行馬のペースが上がり、最後方から差し馬が2着に届きました。
毎年、阪神JFもやや早めのペースになりますから、後方からの差し馬にも注意が必要です。
居残り外人騎手のビュイックがウーマンズハートに騎乗しますが、この馬の近親はティーハーフやサドンストームなど後方一気が得意な一族です。ドスローから瞬発力勝負で新潟2歳Sを勝ちましたが、阪神に替わってどうかという点が気になります。
しかし、ゴドルフィンが必勝を期してビュイックを騎乗させるということはかなり勝負がかかっているとみるべきでしょう。6号族a記号は2年前の勝ち馬ラッキーライラックがいますので頭まで期待したいですね。
また、去年の勝ち馬は前走、ファンタジーSの勝ち馬でしたが、例年前走京都の馬はそこまで強くありません。今年のファンタジーSを勝ったレシステンシアはノーザンファームの生産馬でダイワメジャー産駒ですが牝系はアルゼンチンからきた馬なのでまだ正体がわかりません。
母はアルゼンチンで2200mの重賞を勝っているようなので、むしろ距離は長いほうが良いかもしれませんし、ここから距離を伸ばしていく可能性もあります。
穴馬では今日あわやの2着に入ったキョウヘイに近いラインのオータムレッド。
赤松賞3着でシラオキの牝系ジェラペッシュ
マルターズディオーサなど上がり時計の速い馬を3着につけたいと思います。
最後に阪神JF4着だったファンタジストの近親、ボンボヤージをつけておきます。
◎クラヴァシュドール9f
〇ウーマンズハート6a
▲リアアメリアA1
△レシステンシア9g
△オータムレッド8c
△ジェラペッシュ3-l
△マルターズディオーサ23b
△ボンボヤージ16g
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