第29話　地震の準備してます？

ここ数日NHKで連日に直下型地震の番組を放映している。つい、何か起きる予兆なのかと思ってしまうのが人情というものだろう。

準備を喚起されたので、我が事を思えば、水や食料またトイレキットはある程度備蓄してはいるが、テントはない。ガスボンベとコンロもない。

ガスボンベやコンロ、アウトドアのお店によく出かけるのだが、ちらりと横目で見て通り過ぎるだけであった。どうなのだろう？世の人は家に各自ガスボンベやコンロを持っているのだろうか？

まぁ、今まで良く生きて来た気がするので、被災時に死んだとしても特に後悔は無いのだが、たまたま生き残った場合には無理に死ぬ必要も今は特には無いので、やはりテントやガスボンベなどは買っておくべきなのだろうか。

自分で言うのも気が引けるが、私は体が人数倍頑丈なので、少しだけ生き残ってしまう確率が高い気がするのだ。とは言っても、少年期には自然に囲まれて奔放に育ったため、自然の猛威の前における個人の無力さというものを人数倍感じているとも思うけれど。

どちらにしても、ラジオ付き懐中電灯、もう一個買っておこうかな。あのハンドルをぐるぐる回して発電する時間、何だかんだと言っても、単純に楽しいのである。。。