日本語の「何てこった」はイタリア語では「マンマ・ミーア」であることはよく知られている。
そういう訳で、以前、イタリアを回った時、あるリストランテ(レストラン)で実験をしてみたのだ。
振る舞いが恰好の良い給仕の男性が、床にワインのグラスを落としそうになった時、彼は私のそばで「マンマ・ミーア」と言ったのである。その時である。
私は「日本ではマンマ・ミーアを”何てこった”って言うんだよ」と教えてあげて、続けて「だから日本では”何てこった。パンナコッタ。”って言うと、きっとウケるよ?」と教授してさしあげたのである。
かの伊太利人は「ナンテコッタ、パンナコッタ」と早速覚えてくれたが、その後、イタリアでこの言葉が流行しているのかは、私は知らない(笑)
なお、この写真は、数日前に、向こうのスーパーにて買っておいたパンナコッタを実際に作ってみたものである。日本の水と牛乳で作ってみたのに、きちんと濃厚な本場の味になったのは不思議である。
丁度職場で頂いた栗のういろうと日伊対決をさせたところ、どちらにも独自の美味しさがあり、比べること自体が無意味であることが判明した。アリアリアリ・・・アリーヴェデルチ・・・。
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