産経新聞見出しより。「就職氷河期世代の就労支援に６０３億円 令和２年度の厚労分野予算」とあるが、約1千万~2千万人ともいわれる(私もですが)氷河期世代にこんなはした金を使っても救われない。一人頭最低で3015円。国と社会の都合で捨てられた人の価値は3015円なのか？
政治とは仲間内にお金を回すことというのは、海外を見て(フランスと車会社のルノーとかね)そうなのは理解している。だけど、この不況を作った単純労働にも解禁した派遣法と、曰く社会復帰に貢献しそれに伴う成果報酬と称しそこに巣食う派遣会…貢献企業にに莫大なお金だけが行き、氷河期はまた捨てられる未来しか見えない。
…さて。こんな事を書くと中には「氷河期だからって仕事がなかったわけでは〜」と、おっしゃる方もいるでしょう。いいお仕事引けて良かったですね。たまたまアナタが良かっただけであってそうじゃない人が多かったって理解できませんかね？
まぁ、できないからそんなことが言えるんでしょうけど。
ともあれ、国としては氷河期世代を助けたという「建前の成果物」として、厚労省としては年金の確保として起死回生の一撃なのかもしれないけど、考えと行動が安易すぎる。氷河期世代を助けるふりして結局はしないよりまし程度で何もしてないと同じ。もうマクロ経済学とかやめてもっと大きなミクロで動いてくれ。
男・女性人口比率で50代が大半になってくる現在。結局子供が減ったのは、多くの氷河期世代がお金と仕事がなくて結婚できなかったからでしょうに。趣味の多様性とかそんな言い訳はいりませんよ？だって最初の氷河期世代だけで言うなら多様性の多の字もなかったし。むしろそんなのにお金なんか使えないじゃないですか？生きるのに必死なんですから。
正直派遣会社に成功報酬とか言って配るくらいなら、ハローワークや役所で『実績の伴った人間』に配る就労活動費として直接氷河期にばらまいたほうがマシ。
実績の伴った人間＝仕事探しや何かしらの就労を行う人
就労活動費＝仕事探しやアルバイトでもなんでもやったなら国が就労活動費として
所得税のかからない金銭を補填すること。
貧困者をむさぼる貧困ビジネスの温床になる？ヤクザの資金源になる？派遣会社のほうがよっぽど貧困ビジネスでヤクザじゃないか。かわりゃしないよ。
それに今だって貧困ビジネスしているヤクザもんはいるし、そんな輩はゴロゴロいる。そこから目をそらしそんなこと言うのはナンセンス。
働かなくなる？月20万も出したら働かなくなるかもね。正直生活保護(月収13万で無税+医療費負担０の人)よりひどい生活してる人たちもいるのに、ヒドイこと言うよねー、キミタチは。
そｗうｗそｗうｗ 今日帰りに髪切った後家電量販店に行って色々ぼーっと見てたら、早速竹中平蔵率いるパソナが「氷河期世代正規社員３００人雇用」とか大々的に記者会見してて心の中で笑ったわ。
政策で戦えない野党 VS 結局まだマシ(と言ってもマシないんですけどね。潰れそうな色んなパテント企業(＝国富)を海外に流出させてますから。)なのはここしかないから座につく与党
正直、与・野党そろって駄目な政治家しかいない。
■「就職氷河期」対策で新交付金＝３年１００億円、地方の就労支援―政府
(時事通信社 - 12月12日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5898839
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