☆11月１週分（その２）

☆今週の重賞☆
今週は、天皇賞（秋）＜Ｇ１＞（芝二千）が目玉です！！
アーモンドアイが、史上初となる８勝目のＧ１奪取に挑みます。安田記念ではグランアレグリアの後塵を拝す形となりましたが、『力を出し切れなかった。』と調教師はコメント。昨年制したこのレースでの巻き返しが注目されます。
クロノジェネシスは、宝塚記念が強いのひと言。1.0秒という大きな着差には舌を巻きました。京都記念でも勝利しているように、道悪は大の得意ではありますが、「良」でも今年の馬場レベルならば侮れません。
キセキは、２年前にこのレースで<３>着とした際とは馬のキャラクターが完全に違うものになっていますが、ここ２走の宝塚記念・京都大賞典と連続<２>着。一時のスランプからは立ち直っています。
ダノンキングリーは、まだＧ１勝ちこそありませんが、通用する力があるのはこれまでの実績からもハッキリしています。ただ、ベストははっきりと千八。そこからの１ハロンがどうかでしょう。ベストの東京コースでのひと押しに注目します。
ダノンプレミアムは、昨年の<２>着馬。今年はオーストラリアに遠征して<３>着とした後の安田記念で2.0秒差・<13>着と大敗を喫してしまいましたが、あれが力でないことは明らかです。巻き返しがあっていいでしょう。
ウインブライト、カデナ、ジナンボー、スカーレットカラー、ダイワキャグニー、フィエールマン、ブラストワンピースあたりの食い込みが叶えば好配当も期待出来ます。

アルテミスＳ＜Ｇ３〜牝馬限定〜＞（芝千六）は、今年は札幌２歳Ｓのワンツーが出走します。
ソダシは、千八を２走。千六を経験させるためにここへ矛先を向けられました。例年の軽い芝ならば不安がかなり大きかったのですが、今年の馬場レベルは味方になります。こなせば、今後が明るくなります。
ユーバーレーベンは、札幌２歳Ｓでソダシに敗れましたが、着差は僅かにクビ。まだ勝負付けは済んでいません。新馬戦はこの東京でしたが、当時は「不良」。「良」でどのようなパフォーマンスを見せるのかに尽きます。
タウゼントシェーンは、新馬戦を快勝して３ヶ月振りとなった前走のサフラン賞で<５>着に敗退も、人気が落ちません……。それだけ新馬戦の内容を高く評価されているということでしょう。これを使われたことで変わり身を見せることが出来れば。
テンハッピーローズは、そのサフラン賞でタウゼントシェーンに先着しての<２>着。この千六の距離をこなしたことは今後に大きく繋がります。
ウインアグライアは、新馬戦では人気薄ながら評判馬のブエナベントゥーラを降して勝利。続く、コスモス賞も連勝してフロックでないことを証明しました。相手強化となりますが、弱点は少ない存在です。
ヴァーチャリティ、オレンジフィズ、ククナ、クールキャット、ストゥーティ、スライリー、ニシノリース、ミルウ、モリノカンナチャンあたりの食い込みに期待しています。

スワンＳ＜Ｇ２＞（芝千四）は、<１>着馬にマイルＣＳへの優先出走権が与えられます。
アドマイヤマーズは、朝日杯ＦＳ・ＮＨＫマイルＣ・香港ＣとマイルのＧ１を３勝。実績は図抜けています。他馬よりも重い58キロは仕方ありません。今回は初めての千四への対応がポイントとなります。こなせば。
サウンドキアラは、この京都に６−１−０−１という良績を誇っています。そして、前走のヴィクトリアマイルではアーモンドアイには子供扱いされましたが、<２>着を確保。地力強化もしっかりと窺えます。千四も３走前の京都牝馬Ｓでこなしています。
ステルヴィオは、ゲートが悪く安定しないのが厄介ですが、前走の京王杯スプリングＣではダノンスマッシュに敗れたとはいえ漸く結果を出しました。今の馬場レベルは味方になるだけに、引き続き楽しみな存在となります。
カテドラルは、前走の朱鷺Ｓで初めて試されたこの千四で結果を出しました。追い込み一辺倒の脚質ではありますが、それだけに今の馬場レベルは歓迎材料となります。
ボンセルヴィーソは、勝ち切れませんが前走の京成杯オータムＨでもハナ・ハナ差の<３>着と渋太さを見せています。この京都千四も得意にしています。相手強化にはなりますが、ここでも侮れない存在ではあります。
アルーシャ、カツジ、シヴァージ、スマートオーディン、ベステンダンク、メイショウオーパス、ロケットあたりの食い込みが叶えば好配当も期待出来ます。

今週からローカル開催が、新潟から福島へ替わります。こちらは道悪競馬の影響を受けていない開幕週となります。また、京都・東京も今週末は好転模様。パンパンの「良」が久し振りに見られます。最終結論をどうぞお楽しみに！！



☆お知らせ☆
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