☆10月３週分（その２）

☆今週の重賞☆
菊花賞＜Ｇ１＞（芝三千）は、皐月賞馬サートゥルナーリア・日本ダービー馬ロジャーバローズが不在。秋華賞でも桜花賞馬グランアレグリア・オークス馬ラブズオンリーユーが不在でした。全馬が初距離となる貴重なレースです。
ヴェロックスは、皐月賞でアタマ差・<２>着、日本ダービーで0.4秒差・<３>着。復帰緒戦の神戸新聞杯ではサートゥルナーリアの強さの前に屈しましたが、春の実績を考えても主役は譲れません。
ワールドプレミアは、若葉Ｓの後に骨折が判明。クラシックへの出走が叶いませんでした。しかし、前走の神戸新聞杯ではヴェロックスに0.2秒差。0.5秒差だった若葉Ｓから着差を詰めました。楽しみな２走目となります。
サトノルークスは、３連勝ですみれＳを制して挑んだ春のクラシックでしたが、共に大敗。しかし、前走のセントライト記念で<２>着と力を再度示しました。勝ったリオンリオンが回避となっただけに、やはり注目の存在となります。
今年は２勝クラスを勝った上り馬で面白い馬が複数存在します。重い芝二六での勝利を挙げたことで、この三千をこなせる可能性が最も高まったヒシゲッコウ。デビュー前から高い評価を受けながらじっくりと成長を待ってきたホウオウサーベルあたりは人気の一角になりそうです。
ヴァンケドミンゴ、カウディーリョ、カリボール、タガノディアマンテ、ディバインフォース、メイショウテンゲン、ユニコーンライオン、レッドジュニアルあたりの食い込みが叶えば好配当も期待出来ます。

富士Ｓ＜Ｇ３＞（芝千六）は<１>着馬にマイルＣＳへの優先出走権が与えられます。
アドマイヤマーズは、この舞台でのＮＨＫマイルＣ勝ち。朝日杯ＦＳを含む５戦５勝のマイル実績があります。初めての古馬との対戦になりますし、57キロの斤量は酷ですが克服して何らおかしくありません。
ノームコアは、この舞台でのヴィクトリアマイル勝ち。当時の世界レコード1.30.5という凄い時計で走破しました。その後骨折が判明してしまいましたが、５ヶ月で復帰してきているのですから軽度のものです。マイルでは流れがポイントになりそうですが、楽しみな牡馬との対戦です。
レッドオルガは、前走のヴィクトリアマイルこそ0.9秒差・<11>着と敗退しましたが、３走前の東京新聞杯で安田記念馬のインディチャンプから0.1秒差・<２>着。巻き返しがあってもいいでしょう。
以下、力を常に出し切れないムラらが気になるも力は十分通用するレイエンダ。前走の京成杯オータムＨで<３>着として復調を示したジャンダルムあたりが人気となりそうです。
アンノートル、エメラルファイト、カテドラル、クリノガウディー、ショウナンライズ、リコーワルサー、ロジクライあたりの食い込みに期待しています。

京都・東京は金曜日から土曜日に掛けて、新潟は土曜日から日曜日に掛けてまとまった雨がありそうです。この影響がポイントとなります。
最終結論をどうぞお楽しみに！！



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