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2020年03月29日17:58

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がんになるリスクを下げる5つの食品

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ラエリアン・ムーブメント
未来を恐れない人々へ : http://www.rael.org

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■がんになるリスクを下げる5つの食品

「糖質を摂取しなければがんが小さくなる」、
「にんじんジュースには抗がん作用がある」、
「血液クレンジングはがん予防に有効」……。

インターネットにあふれているこのような話は、明確な効果が期待できません。しかし、これらを信じてしまい、怪しい業者に大金を払ってしまったり、病院で治療を受けるのをやめてしまったりして命を危険にさらす患者さんが後を絶ちません。

 国民の2人に1人が生涯のうち一度はがんになる時代になり、がんは身近な病気になりました。しかし、がんについて学ぶ機会はほとんどありません。仮にがんと告知され、心身共に弱り切った状態でも、怪しい治療法を避けて正しい治療法を選ぶるにはどうしたらいいのでしょうか。

 4/2に発売予定の新刊『世界中の医学研究を徹底的に比較して分かった最高のがん治療』は、このような「トンデモ医療情報」の被害を抑えようと情報発信をしている3人の医師・研究者が書いたがんの解説本として、発売前からすでにSNS上で大きな話題になっています。

 医療データ分析の専門家である津川友介UCLA助教授、抗がん剤治療のパイオニアである勝俣範之日本医科大学教授、がん研究者である大須賀覚アラバマ大学バーミンガム校助教授の3人が、それぞれの専門分野の英知を詰め込んで、徹底的にわかりやすくがんを解説。読めば必ず正しい選択ができる一冊に仕上がりました。

 本書の刊行を記念して、本書の内容の一部を要約してお伝えします。

● 食事でがんは予防できるのか

 がんは日本人の2人に1人がなる国民病です。がんになりたくないと思っている人は多いと思いますし、食事でがんを予防できたらしたいと考えている人も多いのではないでしょうか? 現に、テレビの健康番組や本屋に行くと、「がんを予防する食事」に関する情報があふれています。

 本当に食事でがんの予防することはできるのでしょうか?

 結論から言うと、がんになってしまうリスクを下げるという観点であれば、「できる」と言っていいでしょう。一方で、食事によってリスクをゼロにできるかという問いであれば「できない」が答えになります。

 予防とひとくちに言っても、色々な考え方があります。たとえば、HPVワクチンの接種によって子宮頸がんのようながんを予防したり、体重管理をして肥満を避けることでリスクを下げたりすることは可能です。しかし、食事によってリスクをゼロにできるかというと、そこまでの劇的な効果は期待できません。

 食事とがんのリスクの関係に関して、信頼性の高いエビデンスを基に予防についてまとめたものが図表1です。

 これら5つの食品は、がんのリスクを下げると複数の研究で報告されています。諸外国では野菜と果物は同じカテゴリーに含まれるので(野菜と果物を合わせて一日350〜400g以上摂取することが推奨されています)、並列して表記しました。

 全粒穀物は、玄米、全粒粉、そば、雑穀類など、精製されていない穀物を指します。表の右列には、これら5つの食品の摂取により、どういったがんが減るのを記してあります。これを見ると、大腸がんが多いのがわかるはずです。

 ほとんどの研究は、ランダム化比較試験という最も質の高い研究で証明されているもの、もしくは5〜10の複数の良質な研究の結果をまとめたものです。いずれにしても信頼できる研究によって「がんのリスクが下がる」と証明されているので、覚えておくといいでしょう。

● がん予防の観点からも 玄米食はおすすめ

 野菜と果物に関して言うと、日本人は野菜の摂取量が他の国と比べると多い。反対に、果物の摂取量が少ないという傾向があります。したがって、野菜の消費を今以上に増やすのは難しいかもしれないので、果物の量を増やすことを心掛けてみてください。

 ナッツ類とオリーブオイルを普段から摂取している人はそう多くないかもしれません。その場合、間食にナッツ類を食べ、料理で油を使う際にはオリーブオイルを使うようにするといいでしょう。

 また、白米を玄米に変えるだけで、大腸がんだけでなく、糖尿病のリスクも下がると報告されています。日本人が白米食べるようになったのはそれほど昔の話ではありません。健康のことを考えるのであれば、原点回帰をして玄米食に変えてみてはどうでしょうか。

 ちまたで流行っている糖質制限(注:糖質制限が健康に良いかどうかは、代わりに何を食べるかによって変わってきます。牛肉や豚肉など動物性の蛋白質を代わりに摂取する食事は、大腸がんのリスクが増加するため推奨されません。一方で、代わりに野菜を摂取するということであれば健康的な食事といえます)に比べると、玄米食への移行は比較的楽だと思います。

 玄米が苦手な人もいますが、うまく炊けばもちもちしていてむしろ美味しいものです。日本では玄米が消化に悪いのではないかと言う人がいますが、そんなことはありません。玄米には不溶性の食物繊維が多いため便通もよくなりますし、白米を玄米に変えたら比較的すぐに体調の変化を実感できると思います。ぜひ日々の食事に玄米を取り入れてみてください。

 注意していただきたいのは、「健康的な食事だけをすべき」という話をしたいのではないということです。人それぞれの生き方ですので、病気になってもいいからおいしいもの食べたいという人もいると思います。少し太ってしまっても、おいしいもの食べたいという人もいるでしょう。味気ない食事を毎日食べ続け、その結果、長生きできたとしても、「そんな人生楽しいのか?」という意見もあるはずです。ですから、一概にどちらがいいとは言えません。

 何を食べるかは最終的に自分自身で判断して決めればいいのですが、ただ1つお伝えしたいのは、しっかりとした正しい情報を入手した上で、何を食べるのか選択してほしいという点です。わかっていて決めているのなら、後悔もない。しかし、誤った情報に惑わされ、健康にいいと頑なに信じながら、健康に悪いものを食べてしまっている人も残念ながらいるのです。

 『世界中の医学研究を徹底的に比較してわかった最高のがん治療』には、がんに関する研究をわかりやすくまとめています。ぜひご覧ください。

著者について
津川友介(つがわ・ゆうすけ)
医療データ分析の専門家。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。東北大学医学部卒業後、ハーバード大学で博士号(PhD)を取得。聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て現職。著書に『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(東洋経済新報社)、共著書に『「原因と結果」の経済学』(ダイヤモンド社)。
勝俣範之(かつまた・のりゆき)
日本の抗がん剤治療のパイオニア。日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、外来学療法室室長。富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業後、国立がんセンター中央病院内科レジデント、同薬物療法部薬物療法室室長などを経て現職。『逸脱症例から学ぶがん薬物療法』(じほう)、『「抗がん剤は効かない」の罪』(毎日新聞社)など著書多数。
大須賀覚(おおすか・さとる)
がんの研究者。アラバマ大学バーミンガム校(UAB)脳神経外科助教授。筑波大学医学専門学群卒業後、日本で脳神経外科医として脳腫瘍患者の治療に従事した後、基礎研究者へと転身。現在は脳腫瘍を治療する新薬開発に従事。日本での詐欺的がん情報の拡大を危惧し、がん患者をそれから守ろうと、ブログ、Twitterなどの各種メディアで情報発信を行っている。

【元記事】
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00232896-diamond-soci

「平和のための1分間瞑想」
https://www.raelianjapan.jp/1m4peace

実話マンガ「地球人は科学的に創造された!」
http://mugendo.co.jp/download_manga.html

日記を読んでいただきありがとうございます。
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