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2019年09月06日09:34

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ラクサンポ115

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、検査の結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。
NPO法人フリースペースいちご事務所、川口が同僚と打ち合わせ。

スタッフ女1
「就労相談事業は一年になりました。それなりに効果はありますけど、その後のフォローをした方がいいじやない」

スタッフ男
「ただ、一度、相談を受けて、話はすんだ事例はためこんでいるけど。次々と新しい案件が来たから、解決後のフォローしたことがなかったな」

川口
「やっぱりフォローは必要じゃないかな。なんとか、仕事に就いても、続いているかどうか、わからない。一年ぐらい経った後、俺もまだ続いているかどうか不安だもの。もしかしたら、全員辞めているかもしれないよ。ここへ相談に来るぐらいだから、もともと不安定だから」

スタッフ女2
「それなら、過去一年、相談を受けて、一度仕事を得た人々を調査したら」

スタッフ男
「そうしょうか。ところで、どのくらい該当しそうかな」

スタッフ女1
「ちょっと待ってね。調べるから。(パソコンを操作する)40人ぐらい、なんとか支援しましたよ」

スタッフ男
「まず、メールで連絡して、返答があった人から担当者が直接、フォローしよう。それでいいですか」

スタッフ女2
「私がメールを出すわ」

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