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2019年05月31日09:28

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ラクサンポ101

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、検査の結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。
NPOの相談者進捗状況を確認している。川口

川口
「男性Nさんはディスレクシアのため、読み書きは苦手です。読み書きを伴う仕事に工夫をしました。高齢者施設なので、利用者の様子を箇条書きで伝えなければなりません。そこで、だいたい伝える内容についてのチェックシートを作ってもらい、印をつける方法にしました」

スタッフ女1
「それだと、書かなくていいですね。だけど、他の職員にどう説明したんですか」

川口
「発達障害の説明をしたら、理解してくれて、逆に助けてくれるようになりました」

スタッフ男
「職員が理解できないと、難しいと思うな。よくできたな」

川口
「課長が担当の職員に良く、説明してくれました。だから、すんなりと伝わりました」

スタッフ男
「よかった。働き続けてくれるといいなあ」

川口
「本人はやる気はあるんですよ。人がら、が良いから、他の職員に人気があります。できないことを正直にいうと、働きやすくなります」

スタッフ女2
「発達障害の人は無理に隠すよりも、自分のできないことを言うことが肝心ですね」


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