【新世界東映　11月29日（金）〜12月26日（木）のラインナップ】発表！！〜混沌の中の東映名画発掘！〜

　＜下町の映画館を守ろう！委員会＠おおさか＞からのお知らせです。

　さてさて、新世界東映の11月29日（金）〜12月26日（木）にかけてのラインナップが出ました！！

　発表します！！

　

＜混沌の中の東映名画発掘！＠新世界東映＞

●11月29日（金）〜12月5日（木）
・『ボクサー』
（1977年／監督：寺山修司／出演：菅原文太、清水健太郎、伊佐山ひろ子、小沢昭一、具志堅用高）

・『多羅尾伴内』（←小林旭主演新シリーズ第1作）
（1978年／監督：鈴木則文／出演：小林明、財津一郎、八代亜紀、アン・ルイス、池部良）


●12月6日（金）〜12月12日（木）
・『処刑遊戯』（←シリーズ第3作・最終作）
（1979年／監督：村川透／出演：松田優作、りりィ、青木義朗、森下愛子、山本麟一、佐藤慶）

・『十代　恵子の場合』
（1979年／監督：内藤誠／出演：森下愛子、三浦洋一、風間杜夫、深見博、殿山泰司、絵沢萌子）


●12月13日（金）〜12月19日（木）
・『二百三高地』
（1980年／監督：舛田利雄／出演：仲代達矢、あおい輝彦、夏目雅子、三船敏郎、丹波哲郎）

・『魔界転生』
（1981年／監督：深作欣二／出演：沢田研二、真田広之、緒形拳、若山富三郎、丹波哲郎、千葉真一）


●12月20日（金）〜12月26日（木）
・『忠臣蔵　櫻花の巻・菊花の巻』
（1959年／監督：松田定次／出演：片岡知恵蔵、市川歌右衛門、他、オールスター）

・『特別機動捜査隊』（←※未ＤＶＤ化作品っ♪＆シリーズ第1作）
（1963年／監督：太田浩児／出演：千葉真一、南広、安部徹、中原ひとみ、松尾和子）


（独り言）

　1週目。変化球と言って良いだろう。寺山修司にとって初の商業用映画監督作となった『ボクサー』に、小林旭主演版の『多羅尾伴内』（全2作）がドッキング。

　2週目。東映セントラル作品の2本立てですな。粋なことをしてくれるじゃあありませんか。『殺人遊戯』は三部作最終章。前クールに『殺人遊戯』、今回がこれ。『最も危険な遊戯』はプリントの状態がよろしくないみたいね、掛からないところから判断するに。併映は『十代　恵子の場合』。森下愛子主演＆内藤誠監督作品という点に惹かれて足を運ぶのも勿論、◎！

　3週目。先月から「やるでー」と聞いていた。『二百三高地』と深作欣二監督版『魔界転生』の2本立。さだまさしの『防人の詩』が延々と流れる『二百三高地』のクライマックスは有名ですね。是非スクリーンで観て＆聴いていただきたいものです。『魔界転生』は面白い。特にクライマックスの燃え盛る江戸城廊下での若山富三郎（蘇った柳生但馬上役。敵役）のアクションが凄い！！　年齢を考えると、多分、真田広之より凄い。

　4週目。年末おなじみ『忠臣蔵』。『仁義なき戦い』の年もあるけど、今年は夏に一挙上映してらしたのでね。『忠臣蔵　櫻花の巻・菊花の巻』は東映オールスターが一同に介したオールスター映画。併映が変わり種。千葉真一主演の『特別機動捜査隊』。60分ほどの作品であります。これも続編（『特別機動捜査隊 東京駅に張り込め』）が製作・公開されているけれど、とりあえず1本目をば。尚、1961年にお茶の間の人気を博した同名テレビシリーズとは無関係であります。監督の太田浩児は『宇宙快速船』、本シリーズ2作他、5作品程の監督作があるけれど、断然にプロデューサーのイメージの方が強い御仁。この週は長尺＋短尺の二本立でもある。183分＋60分。約4時間。丁度良い感じ♪（←3週目は185分+122分＝307分。5時間超え。珍しい）

　といったところで、ザザっとご紹介。

　みなさまもおいでやす♪
　

【料金】（チケットは館内2階にある券売機にてお買い求め下さい）
・一般→1,400円
・シニア→1,200円
・障がい者→1,200円（←劇場案内には「身障者」とあるけれど、「身体」でなくても割引適用となるそうです。但し、要手帳提示のこと）
※2019年10月より、小人割引、夜間割引は廃止となりました。

【TEL】
０６−６６４１−８５６８

※1：タイムテーブル等は劇場に直接お問い合わせ下さい。
※2：連日オールナイト興行です。
※3：朝一番の回のみ、本編途中（後半）からの上映であることがチョクチョクとあります。←こういうところが昭和だねえ。
※4：この劇場は、スクリーンの四方に薄いマスクが掛かっており、その部分に映像が被さります。やや気になりますが致し方ありません。あらかじめ御承知の上で御鑑賞下さい。


＜添付画像使用許諾：(C)東映＞