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2020年01月25日00:13

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十二年に一度のおおはしゃぎ。

今更ながら、
あけました!
おめでとうございました!!

記録によると昨年のあけおめ日記はなんと1月26日
それよりもちょっと早いな、うん←

今年もなんだかんだと一月が行くわけですが
今回8日ぐらいにおみくじひいたにもかかわらず
諸般の事情により日記書いてなかったわけで
とにかく低浮上ごめんなさい

気を取り直して、
今年2020年は子(ね)年
不肖ねこると.45
こんな名前を名乗っておきながら年男なのです

あけおめ直後の元日午前0時15分頃
最寄りのお宮さんへてくてく歩いて初詣に行ったところ
色とりどりのお守りたちに交じって
”子歳守護ご利益巡り”なるものを発見

どうやら京都の碁盤目、西の端っこにある西大路通り周辺の七つのお宮さんを巡り
神の印(御朱印)を集めると
この世知辛い世の中に起こるよしなしごとも平気になるぐらいの
素晴らしき神の力を授かることができるらしい(誇大妄想)

年男三回目の今年
いっちょ景気づけということで
本日かの七つの神の印を集める旅に出て参りました
その道筋をここで書き出すと
またぞろ長くなっちゃうわけですが
まぁ書くんですけど
どうかどうか、皆様お飲み物でも頂きながら
ゆっくりとお付き合いいただければ幸いです。

<一社目 若一神社:写真左側中央>
旅の始まりとなるのはこの若一(にゃくいち)神社
かつてこの今日の都で栄華を極めた平家の統領
平清盛公のお屋敷跡にあるお宮さんです
初詣の際にこの御朱印巡りの情報を得たのもここでございます
本殿にご挨拶して奥の社務所を除くと宮司さんがいらっしゃる
たいへん柔和というか、お優しそうな方なのである
事情を話してまず色紙を頂きます
宮司さん「ようこそお参りでした、こちらはかの平清盛をお祀りする
     開運出世のご霊験あらたかなお宮でございます」
ねこると「あっ あの、私の祖母の旧姓が源(みなもと)なんですが……
     そこは大丈夫でしょうか」
宮司さん「(やや苦笑)いやまぁ、そこはもう数百年も昔のことでございますからな、
     清盛公もご祭神になられてさほどお気にはなさらんと思いますわ」
実をいうと宮司様とのこのやり取り二回目である(一回目は引っ越し後初のお参りの時)
最寄りのお宮さんということもあってちょくちょくお参りするのだが、
実はいまだにこの事実がなんとなく気にかかっているのである

<二社目 吉祥院天満宮:写真左側上段>
若一さんには駐輪スペースがないのでてくてく歩いて行ったのだが
こっからはバイク散歩を兼ねて巡ることにする
今回の旅の最南端である吉祥院天満宮はかの有名な菅原道真公生誕の地で
境内には祖父の清公卿を遣唐使の道中で救ったとされる吉祥天女をお祀りしたお堂もある
この辺一帯の氏神様としても知られ、今ねこるとが住んでるところも
約二キロ北にある先ほどの若一さん周辺も
全部まるっと含めて住所は「吉祥院○○町」なのである
実はねこると.45、今年は同じ道真公ゆかりのお宮さんである北野天満宮で
今年はおみくじを引いてたのだが
北野さんのおみくじにはお導きの和歌が書いてないので
うーむどうしようかと日記を渋っていたのである
そんな感じで
言い訳はもうええか

<三社目 春日神社:写真左側下段>
西大路をおりゃあぁぁっと北上して西大路四条、通称西院である
西大路から一筋西にそれた春日通りに面しているのが、次の西院春日神社である
こちらもこの周辺の氏神様であり、旅行安全の神様として有名なのである
ねこるとも旅行前とかツーリング前にはちょくちょくお参りに来たりする
手水舎の横にその名も「無事かえる」という名の石のカエル君がいて
この子に手水舎の水をかけるとご利益があるとのことなんだが
今回はどのお宮さんでも本殿へのお参りのみとしたので
カエル君にも水かけてあげへんかった
今になってちょっと後悔している
ほ、ほら
冬に水かけたらカエル君冷えてまうやろ?(震え声)
いえ、彼は夏でもひんやりしたはります

<四社目 熊野神社衣笠分社:写真右側下段>
次はお初にお参りするお宮さん
名前の通りかの紀州熊野神社の京都における分社である
スタート地点でもらった地図を見る感じだとちょっと奥まってる様子
…あぁ、かごの屋さん(和食レストラン)曲がっていけばええんやね。分かる分かる(慢心)
ばっちりフラグを立てて出発
目的のかごの屋さんが見えてきたところで

天の声「ねこるとよ……よく見るのです……貴方が今、見ているのは……
    かごの屋さんでは有りません……」

はっ

こ れ 和 食 さ と や ん け !

まいった完全に感違ってた
ということはもうかごの屋さんは通り過ぎているのである
左折二回の法則に乗っ取って細道を南下
西大路通りに復帰したねこるとを待ち受けていたものは――
ハーバーカフェの横に出てきちまった
説明しよう
ハーバーカフェとは西大路通にある24時間営業のカフェ
コーヒーはうまいしご飯はしっかり
スイーツも充実のたいへん気の利いたきっちゃてんなのである
不肖ねこると.45
一人暮らしの折に夜中バイクで飛び出した際はずいぶんお世話になったもんである

天の声「とりま卵サンドでも食って落ち着け」

考えたら朝からあんまり食ってないや
よし、そうだそうしよう
流石は天の声である
せっかくなので卵サンドの画像載せておきますね

気を取り直して
<四社目 熊野神社衣笠分社:写真右側下段>
お初にお参りするお宮さん
名前の通りかの紀州熊野神社の京都における分社である
見た感じ普通のお宮さんとはどうも作りが違う感じ
由緒書きによればこの本殿
天保六年に下賀茂神社の旧本殿を移築したものだというが
なんというか
モダナイズドされた大きな祠のような感じ
拍手の音がすげー響く
思わぬアクシデントに一瞬焦ったが
これで折り返し地点も無事通過である

<五社目 わら天神宮:写真右側上段>
こちらもお初のお参り
立地的には目の前よく通るんですけどね
しかし駐車場は裏手なので一筋入らねばならん
さっき間違えた和食さとの交差点をもう一度曲がって今度は右折。
中に入ると
入口から想像するよりだいぶ大きな境内である
かつて京都に氷室を建設する際呼び寄せられた加賀の国の技術者が
地元の土地神様を京都にも呼んでほしいと勧請し、
もともとこの地に祭られていた北山の神と一緒に祭られたのが始まりとのこと
供物をわらで編んだかごに入れて備えるのが習わしで、
そこから落ちたわらを妊婦が拾ってお守りにしたことから
いつしか「わら天神」の名がついた……
つまりここは子宝安産の神様
社務所にはもうすぐお父さんお母さんになるであろう夫婦の姿がちらほらあって
どうだろう、僕もちかい将来お世話になるだろうか

<六社目 平野神社:写真右側中央>
ココから西大路を引き返して南下 反対車線にある二社へ参ります
平野神社といえば京都の桜の名所としても知られるお宮さん
花見の定番スポットとして知られる名所であるが
実は一昨年、平成三十年に京都を襲った台風で深刻なダメージを受けている
境内にはまだ鉄骨の足場と防音ネットが組まれて痛々しい神楽殿の姿があった
桜の咲き誇る庭園部分はだいぶその爪痕も薄れているようであったが、
……今年は久しぶりに、今日の桜巡りしてみようか

<七社目 大将軍八神社:写真中央下段>
いよいよ最後のお宮さん
その名も強そうな大将軍八神社である
ココは実は長いことねこるとの中で謎のスポットであった
ごおgぇマップで見るとなんか西大路に面してるように見えるのに
実際に西大路側からは目視できないのである
今回行き方を確認してようやく判明した
やっぱ一条通側に少し入り込んでるのである
入り込んでるだけならまだしもこの周辺は商店街となっており
徒歩や自転車ならまだしも
バイクで近づくと強力な一方通行の決壊に阻まれて
一回北側の道からぐるっと回ってこないと辿りつけないのである
ちなみにこのお宮さん、平安京遷都の際に都の大内裏を守護するため
奈良春日の地より大将軍神をお招きしたのが始まり
この大将軍神は陰陽道における方位を司る神様
この神社もいわゆる方除の神様である
そりゃあ一筋縄ではたどり着けんはずである
しかしこれにて
西大路七社コンプリート達成と相成ったのであった

そうして
完成したものが写真三枚目になりまーす←

最後の大将軍社で住所氏名祈願事を描いた札を宮司さんに渡し
記念品として以下の色紙立てとネズミ君を授与して
これにてミッションコンプリート!!

本年の縁起物
ここまで読んでくれた方にも
画像見たけど長すぎて本文読むのやめちゃった方も
ご利益のおすそ分けができたらいいなと思います。

つらいことも多い世の中ですが
その中で少しでも
小さな幸せを見落とさぬよう
笑顔で生きていけますように。

末筆となりますが、低浮上ながら本年もどうかよろしくお願いいたします。
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