お客様からこう問われたときに心の中に浮かんできたのは意外なフレーズでした。
「それは自然の風雨と同じもの」つまり今、全世界を巻き込んで大ごとになっている疫病は根本は自然現象なのだということらしい。
だからその存在意義を問うてもどうしょうもないようです。自然の風や雨がひどくなって長い間続いているような状態らしい。人に抗えるものではないようです。
それでも人は「何故?」と考えてしまいます。人が「群れる」ことを自然が拒否している表れなのではないか?などと思ってしまいます。要するに自然淘汰の一種かもなどと思ってしまうわけです。しかしそれは違う。自然は決して在るものを否定などはしません。知らないうちに一部を踏みつぶしてしまうことはあるけれどそこに「自然の意思」などというものは全くないわけです。
人は自然に対しては「過ぎていくのを堪える」という対処法しかありません。抵抗したり予防したり、後の処理をしたりは出来ますが、出来るのはそれだけです。
コロナの風が吹きすぎるのを人は洞窟の中で身を縮めて堪えているしかないように思います。C国を若干恨みながら(苦笑)。
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