ブラタモリを見ていたら、タモリさんが「土地の記憶って大事だよね。」と宣っておられた。
そう言えば金沢は土地の記憶が鮮明に残っている町でもあります。有名な(とは言っても地方レベル)石川門という金沢城前の大きな橋があるのですが、昔私の伯父の写真館でその大きな橋の下に満々と水が湛えられていてお堀だったときの写真を見たことがありました。
今ではそこは幹線道路が走っていて兼六園の前でもあるので相当な交通量です。昔の水の底を今は車や人が数多く行きかっているわけで、それでも道も橋も変わらない形で残っているわけで・・・土地の記憶と言うのは面白いなぁと思います。
金沢の中心部、旧市街とでも呼ぶ地域は細い路地が多くて一方通行ばかりで車で動くには大変不便な場所です。でもそれは藩政時代の土地の記憶が色濃く残っているわけでもあって車社会でなければ人には住みよい街なのかもしれません。
土地の歴史と記憶の中で生きていきたいなぁと改めて思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する