冬の湿度は太平洋側と日本海側では極端なほど違います。太平洋側は非常に乾燥した冬になるので寒さと乾燥で埃っぽくなって鼻毛が伸びてしまった記憶が神奈川の大学に通っていたころの記憶にあります。
比べて日本海側の冬は湿度が適度に高いです。それは雪が多いこともありますが、曇った日が多いことも関係していると思われます。ですから冬の洗濯物を干す場合には乾燥機が必需品になります。押し入れなんかも乾燥機を設置しておかないと中のものがカビたりします。
しかし今年の北陸は暖冬で雪が少なく、湿度の変化が極端で乾燥したり湿潤になったりと変化が激しいことになっているようです。こうなると人の身体の中で「脾・胃」の経絡が弱ります。ここが弱ると全身の筋肉と筋膜がバランスが崩れてしまいます。
そうなると顔面神経麻痺や一時的な手足の神経麻痺、痛み、一時的なギックリ腰などが起きやすくなります。お客様にもそういう方が増えています。いわゆる「気象病」という状態なのかもしれません。
「脾・胃」経絡の栄養になるのは「甘味」です。ただし砂糖の甘味は強すぎますので、本当は野菜のカボチャやサツマイモなどが良いです。なるべく頻繁に摂って身体を労わり、予防しましょう。
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