良く晴れて良く冷えて〜女囚さそり けもの部屋〜

12月5日(木)。



良く晴れて
良く冷える夜の
厚着かな



12/5
12月−1 女囚さそり けもの部屋
1973年 東映 87分
原作 篠原とおる
脚本 松田寛夫
監督 伊藤俊也
出演 梶芽衣子 成田三樹夫 渡辺やよい 李麗仙

【あらすじ】
刑務所から脱獄し、街を逃走中の松島ナミは、地下鉄の車内にいるところを刑事の権藤に見つかり、手錠をかけられるが、ドスで相手の腕を切り落とし、血まみれの腕と手錠を自分の手首にぶら下げながら、なおも必死で街を逃げ回る。ナミは、中川ユキという若い女性に助けられ、彼女と親しくなるが、ユキは不幸な身の上の売春婦だった。その一方でナミは、彼女の正体を知る鮫島カツという悪女に捕まり、監禁される事態となる。

およそ50年前の作品。
冒頭のショッキングな場面に思わず笑った。
これは劇画かそれとも漫画か、やりすぎだろう。

物語は支離滅裂。
地下水道に逃げ込む梶芽衣子に渡辺やよいがマッチ棒で合図を送る場面は秀逸。
マッチの炎が幾つも幾つも落ちていく。
その場面は美しいがそれよりもっと梶芽衣子の切れ長の目力は美しい。

予告編
https://m.youtube.com/watch?v=HVB7qlBP518